イトーヨーカドーが閉店しイベントのスペースは減少。しかし「防災」への備えを綱島の地域ぐるみで継続して呼び掛けます。
綱島地区で地域防災活動をおこなう綱島地区家庭防災員連絡協議会は、今月（2024年）11月24日（日）10時から14時30分まで、旧イトーヨーカドー綱島店前のパデュ中央広場（綱島西2）で、「減災行動展2024」を開催します。
今月（2024年）11月24日（日）10時から14時30分まで開催「減災行動展2024」の案内ポスター（主催者提供）
綱島西2丁目の「パデュ中央広場」旧イトーヨーカドー綱島店側のスペースは閉店により今年は使用できなくなった（2023年開催時）
「パデュ中央広場」北側のスペースで2024年は開催される予定（2023年開催時）
イトーヨーカドーの閉店に伴い、これまで使用してきた同広場のスペースが大幅に縮小することになりますが、「綱島地区連合自治会と綱島地区社会福祉協議会の皆さんとともに今年も開催できることになりました」と、家庭防災員連絡協議会会長の有賀宏子さん。
今年は新たに、大地震に備え身を守る3動作（まず低く、頭を守り、動かない）を行う「シェイクアウト訓練」を行います。
港北消防団による展示体験や、子ども消防服体験、煙体験や水消火器、心肺蘇生法やAED体験、ハザードマップ・防災グッズの展示も行われる予定です。
消火栓（マンホール）からの水を使用した放水体験も行われていた（同）
火災時の煙から身を守る「煙体験」は今年も行われる予定（同）
大地震に備え身を守る3動作（まず低く、頭を守り、動かない）を行う「シェイクアウト訓練」を「港北シェイクアウト」として港北区は訓練を実施した（港北区サイト）
東日本大震災（2011年3月）の発生がきっかけとなり、今回で13回目の開催を迎えた当イベントですが、地区で活動を行う「家庭防災員」は減少傾向にあるといいます。
地域ぐるみでの防火・防災意識を高めていくためにも、より多くの参加につながるための情報共有を行うとともに、イベント開催の価値や意義を広く伝えていくことが求められます。
人気の「子ども消防服体験」も実施予定。家族・地域ぐるみで「防災」について考える時間を共有したい（同）
【関連記事】
・【前年記事】いざに備える防災体験イベント、11月19日（日）に綱島ヨーカドー前で（2023年11月16日）
・綱島西パデュ広場で初マルシェ、地場野菜や雑貨、飲食販売やパフォーマー来訪も（2024年11月16日）※旧イトーヨーカドー前の同広場のにぎわい創出を目的に開催された
【参考リンク】
・11/24（日）「減災行動展2024」開催します！地震・風水害・火災･･･そのとき自分を守れますか？（綱島もるねっと）
・港北シェイクアウト！（港北区総務部総務課）
・家庭防災員制度（横浜市消防局予防部予防課）
