地域の人々と過ごすことができる「カフェ」の開催回数が増えることになりました。
横浜市下田地域ケアプラザ(下田町4)と、下田町(サンヴァリエ日吉を除く)を活動エリアとする地域ボランティア団体「ボランティア下田」(加賀雅典代表)は、2018(平成30)年5月から毎月1回の頻度で定期開催してきた認知症カフェ「下田メモリーカフェ」(参加費200円)を、今月(2024年)11月から月2回開催します。
同カフェは、認知症の方や介護をしている方、認知症について知りたい方など、地域交流や情報交換を行う場として2017(同29)年12月に初開催。
さらなる地域での交流促進を目指し、これまで開催されてきた第2木曜日(8月・1月は休み)に加え、第4木曜日も新たに開催し、月2回の頻度で行われることが決まったといいます。
13時30分から14時30分までの約1時間開かれるカフェタイムでは、来場者がボランティアとも交わり、お茶・コーヒーやお菓子を手に、語らいの時間を過ごします。
健康体操やゲストを招くなどしての様々な企画が行われる時間も持たれており、認知症の方や家族、関係者以外の一般の方の参加も歓迎しているとのこと。
1995(平成7)年3月に創設されて以来、来年で30周年を迎える「ボランティア下田」のボランティアスタッフも募集中とのことで、「地域で助け合い支え合えるメンバーを世代を超えて募集しています。人と人との助け合いのきっかけづくりとしても、ぜひまずはメモリーカフェにご参加いただければ」(同会)と、多くの問い合わせや同カフェへの来場を呼び掛けています。
新館長・職員が就任し新体制に、「ケアプラザまつり」開催も
下田地域ケアプラザでは、同ケアプラザの「まつり」として、今週末(2024年)11月16日(土)に、年1回の大型イベント「ケアプラザへ行こう2024」を10時から15時まで開催します(雨天決行)。
写真や木工、手芸や書道、絵手紙といった貸館利用団体の作品を展示。
お菓子や生花、パンや野菜、わたあめやポップコーン、手芸作品などの模擬店も出店する予定です。
そのほか健康体操・教室やコンサートが行われるほか、区のキャラクター「港北区ミズキー」の来場も計画されています。
先月10月からは、同ケアプラザで地域活動交流コーディネーター、生活支援コーディネーターとして活躍してきた前田和隆さんが新たに所長に就任。
新たな生活支援コーディネーターとして、小西美代子さんが樽町地域ケアプラザ(樽町1)から異動し着任しています。
新体制で臨む、月2回の開催となった「メモリーカフェ」、そして「ケアプラザまつり」を、地域からの新たな参加や、これまで以上の支援で盛り上げていきたいものです。
【関連記事】
・日吉でも認知症カフェ立ち上げの動き、“誰でも”参加で地域とのつながりを(2017年12月16日)
【参考リンク】
・横浜市下田地域ケアプラザ公式サイト ※「日吉台西中学校」学区を主なエリアとする