40周年を迎える「大倉山記念館」の歩み、その魅力を伝える展示、また“和”の特別企画で記念イベントを盛り上げます。
今年(2024年)で40回目の記念開催となる「大倉山秋の芸術祭」実行委員会(田村悦臣代表)は、「美術展」を10月30日(水)から11月4日(月・祝)まで、「イベント」については11月1日(金)から4日まで開催します。
横浜市大倉山記念館は、実業家の大倉邦彦により「大倉精神文化研究所」の本館として、1932(昭和7)年に建設。
1981(昭和56)年に横浜市に寄贈され、大改修したのち、1984(同59)年10月27日から横浜市大倉山記念館としてオープン。
「大倉山秋の芸術祭」は、初年度は「文化祭」として開催、翌1985(同60)年から「秋の芸術祭実行委員会」を設立しての開催となり、以降、毎年「芸術祭」としての同イベントを実施してきたといいます。
今回は40周年、そして40回目の開催となることから、記念イベントとしての展示や企画を“みんなで創るakigei!(秋芸)”とのテーマを掲げて実施する予定となっています。
「大倉山記念館の歴史とその魅力」展示(11月1~4日)を第6集会室で、また「大倉山秋の芸術祭40年の歩み」展示(11月1~3日)も第7集会室で行います。
また、初の試みとなる記念イベントとして、11月3日(日)13時から14時まで、横浜興禅寺雅楽会(高田町)よる公演「秋芸・雅楽の楽しみ」(500円、要事前予約)をホールで、また11月4日14時30分から14時50分頃まで、「菊名囃子(はやし)連によるお囃子の披露」を野外(雨天時はギャラリー)で行う予定です。
今回も、送迎車の運行や、喫茶コーナーを連日設置。福祉事業所による焼き菓子や焼きパンの販売(11月2日11時~15時)も予定しているとのこと。
イベントだけで40企画以上、また作品展示はほぼ例年並みの出展点数となっていますが、「40周年」の歴史を感じる祝賀ムードで、当日のそれぞれ、また全体の「芸術祭」を盛り上げていきたいものです。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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