<衆院選2024>港北区の「期日前投票」が低調、公会堂やトレッサに開設 | 横浜日吉新聞

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港北区の「期日前投票」が現時点で低調です。

今月(2024年)10月27日(日)に投票が行われる「衆議院総選挙」で20日までの期日前投票者数が横浜市選挙管理委員会から発表され、港北区では3年前の前回(2021年10月)と比べて投票者数が半分以下にとどまっています。

期日前投票が始まった10月16日(水)から5日間の18区別投票者数、3年前の前回(2021年10月)と比べ港北区は特に低い数値となっている(横浜市選挙管理委員会の発表資料を一部加工)

10月16日から5日間の投票者数を集計したところ、港北区では前回は5日間で9962人が投票していましたが、今回は4249人と大幅に少ない結果となりました。

コロナ禍にあった3年前とは異なり、今年の10月は毎週末に秋のイベントや行事が多数企画されていることに加え、港北区単独の選挙区となる「神奈川7区」では立候補者が前回の2人に対して今回は倍の4人が出馬し、有権者が投票先を決めかねている可能性もあります。

期日前投票所は「港北公会堂」(区役所隣接)などに設けられている(イメージ、2023年)

期日前投票所は、投票日前日の10月26日(土)まで港北公会堂(区役所隣接、8:30~20:00)に開設されているほか、きょう22日(火)までは「日吉地区センター」(日吉駅徒歩約10分、9:30~20:00)にも開設中です。

また、あす23日(水)から26日(土)までの4日間は、師岡町の「トレッサ横浜」(南棟2階グルメブリッジ、10:00~20:00)にも設けられます。

急な衆院解散だったこともあって「投票のご案内」の発送が通常の選挙時より遅れ気味だが、持参しなくても投票が可能(港北区選挙管理委員会のページより)

今回の衆院選は、急な解散だったこともあって封書による「投票のご案内」の発送や選挙公報の配布が遅れているとされますが、投票の案内がなくても期日前投票は可能で、選挙公報は神奈川県選挙管理委員会がPDFファイルで公開中です。

小選挙区(神奈川7区)の立候補者

神奈川7区の選挙公報は神奈川県選挙管理委員会のページにPDF形式(2.87MB)で掲載されています

  • 鈴木けいすけ(馨祐)氏:47歳、自民党・前職(神奈川7区選出)、比例南関東ブロック重複、衆院当選5回
  • 中谷一馬氏:41歳、立憲民主党・前職(比例南関東選出)、比例南関東ブロック重複、衆院当選2回
  • むなかた(宗像)富次郎氏:63歳、日本維新の会・新人、比例南関東ブロック重複、元神奈川県議
  • 大野拓夫氏:56歳、無所属・新人、元国会議員秘書

※届出順

比例代表の届出政党(南関東選挙区=千葉県・神奈川県・山梨県)

比例南関東の選挙公報は神奈川県選挙管理委員会のページにPDF形式(6.66MB)で掲載されています

※届出順、カッコ内は略称、公式サイトのリンク先は届出によるURL

最高裁判所裁判官の「国民審査」

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

<2024衆院選>初めて港北区単独で国会議員を選ぶ、新しい「7区」に4氏出馬(2024年10月16日、候補者の紹介など)

【参考リンク】

港北区「衆議院議員総選挙のお知らせ」(期日前投票所の案内、期日前投票用の「宣誓書」も)

神奈川県「第50回衆議院議員総選挙における候補者・名簿届出政党等情報」(選挙公報へのリンク)

神奈川県「第26回最高裁判所裁判官国民審査における審査対象裁判官情報」(公報へのリンク)


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