秋の潮風を楽しむ、10月31日(木)に「横浜ベイエリア」を歩くツアー | 横浜日吉新聞

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秋の潮風を浴びながら横浜の中心部を歩いてみませんか。

港北ボランティアガイドの会は来月(2024年)10月31日(木)に桜木町駅から出発するウォーキングツアー「潮風に吹かれ横浜ベイエリア巡りⅡ」を企画し、15日(火)まで参加者60人を募集しています。

10月31日(木)に行われる港北ボランティアガイドの会のウォーキングツアー「潮風に吹かれ横浜ベイエリア巡りⅡ」の案内チラシ(主催者提供)

横浜開港から160年余、大都市に発展した横浜ベイエリアを巡り、開港からの歴史の一端を見て歩く今回のツアー。

当日は9時30分に桜木町駅に集合。桜木町駅は1872(明治5)年に日本で最初の鉄道が新橋・横浜間で開通したとき、“初代横浜駅”として開業した駅です。

その後横浜駅は、東海道本線の路線整備とともに二度の移転を経て現在の場所となりましたが、桜木町駅の周辺には開業した当時を偲ばせる痕跡や記念碑が多く存在しています。そんな鉄道の歴史を眺めながら、ツアーは「ベイエリア」へ進みます。

大型帆船「日本丸」が係留されている「日本丸メモリアルパーク」(港北ボランティアガイドの会提供)

まずは1930(昭和5)年に建造された大型帆船「日本丸」が係留されている「日本丸メモリアルパーク」へ。

そして、かつて港に向かう貨物列車を通る線路として作られ、今もその線路が残る「汽車道」を歩き、さまざまな港湾関連施設などがある「新港地区」へ入ります。

こちらでは「海外移住資料館」を見ながら「横浜ハンマーヘッド」へ。この場所のランドマークにもなっている「ハンマーヘッドクレーン」は、1914(大正3)年に日本初の港湾荷役専用クレーンとして導入された英国製クレーンです。

1914(大正3)年に導入された英国製の「ハンマーヘッドクレーン」(港北ボランティアガイドの会提供)

ツアーはさらに進み、かつてサンフランシスコ航路の客船出航日に合わせ東京駅から運行された“ボート・トレイン(連絡列車)”が着いた「横浜港駅」の跡、「海上保安庁資料館」などを見て、この地区のシンボルともいえる「赤レンガ倉庫」へ。

さらに、横浜港発祥の地ともいえる波止場が、その後湾曲した形状に作り替えられた“象の鼻”を中心とした「象の鼻パーク」を歩き、世界を巡るクルーズ船が多く停泊する日本を代表する客船ターミナル「大さん橋ふ頭」へ。

大さん橋から見た横浜港の眺め(港北ボランティアガイドの会提供)

ツアーは大さん橋ふ頭で解散となります。ここまでで約6.3キロ。少し長めですが、ほとんどが平坦なルートです。

参加費は500円で、港北ボランティアガイドの会のホームページ内にある申込フォームから10月15日(火)までに事前申し込みが必要。定員は60人で応募者多数の場合は抽選となります。

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【参考リンク】

2024年10月31日(木)開催「潮風に吹かれ横浜ベイエリア巡りⅡ」(港北ボランティアガイドの会、10月15日締切)


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