古代~明治まで神奈川県の歴史を巡る、10月から2025年2月までデジタルラリー | 横浜日吉新聞

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原始・古代から明治まで神奈川県の歴史巡りをこの秋から始めてみませんか。

神奈川県文化スポーツ観光局は今月(2024年)10月4日(金)から県内各地の「原始・古代」「中世」「近世」の3つのテーマで巡るデジタルラリー「かながわ歴旅ARラリー」を企画し、来年2月11日(火・祝)まで3回に分けて実施します。

10月4日から来年(2025年)2月11日まで行われる「かながわ歴旅ARラリー」の案内チラシ、「原始・古代」「中世」「近世」の3つのテーマごとに実施(神奈川県のニュースリリースより)

このデジタルラリーでは、スマートフォンのGPS機能を使って県内124カ所の史跡を時代ごとに巡り、“スタンプ”を獲得していくもので、第1章は「原始・古代」編として10月4日(金)から11月10日(日)まで38日間にわたって開催。

第1章では、川崎市高津区千年の「橘樹(たちばな)歴史公園」や青葉区市ケ尾町の「市ヶ尾横穴古墳群」など県内39カ所がチェックポイントとなり、「箱根神社」(足柄下郡箱根町)や「万葉公園・湯河原惣湯」(足柄下郡湯河原町)まで県内全域に散らばっています。

11月10日(日)まで行われる第1章は「原始・古代」編で“スタンプ”を獲得できる県内39カ所の史跡。「橘樹(たちばな)歴史公園」などが入っている(「かながわ歴旅ARラリー」の案内チラシより)

今後、第2章の「武士の世へ!いざ鎌倉から戦国探訪」(44カ所)を11月11日(月)から12月22日(日)まで、第3章「江戸・幕末・明治を疾走」(41カ所)は12月23日(月曜日)から2025年2月11日(火・祝)までの期間にそれぞれ予定されており、さらに新たなスポットが登場します。

参加にはスマートフォンが必要となる(「かながわ歴旅ARラリー」の公式ページより)

このうち30カ所では、その場所にゆかりのある人物や出来事、建物などのAR(拡張現実)コンテンツをスマートフォン上で楽しむこともできるといいます。

今回のデジタルラリーでの対象スポットは県内全域の広範囲にわたりますが、各章で5スタンプを集めると抽選への参加が可能です。この秋、行楽先の一つとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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【参考リンク】

かながわ歴旅ARラリー(2024年10月4日~2025年2月11日、歴史区分ごとに3期に分けて実施)


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