電車を利用する学生たちが「盗撮」の被害に遭うことを防ぐための「盗撮防止ミラー」が設置されることになりました。
神奈川県警港北警察署(大豆戸町)と県警察本部生活安全総務課、鉄道警察隊は、きょう(2024年)9月10日(火)15時から、JR新横浜駅2階(改札階)北口交通広場(コンコース)で、「鉄道事業者5社合同による盗撮撲滅キャンペーン」を開催する予定です。
今回は、JR東海やJR東日本、横浜市交通局、相鉄(相模鉄道)、東急電鉄の鉄道5社のほか、横浜市、港北区役所、新横浜駅ビルを運営する新横浜ステーション開発株式会社(新横浜2)、港北防犯協会や新横浜町内会、港北防犯指導員会など地元企業や関連団体も参加します。
また、盗撮防止ポスターの制作に協力した岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校(新横浜3)も参加するなど、世代を超えての被害防止を訴えていく予定です。
特に、高校や専門学校が多く所在する新横浜駅や近郊駅での被害も多くなっていることから、強制に拠らずより良い行動を行うことを促す「ナッジ理論」(ナッジ(nudge)=そっと後押しするといった意味)に基づく「盗撮被害防止ミラー」の除幕式も行い、防犯意識の向上を呼び掛けるとのことです。
当日は、同校へのポスター制作への感謝状の贈呈や啓発チラシの配布も行われる予定とのことで、広く地域内外への注意喚起の呼び掛けと犯罪撲滅の機運が高まることが望まれます。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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・罰則強化された「盗撮」撲滅への協力を、市営地下鉄と警察がタッグでキャンペーン(2024年8月23日)
【参考リンク】
・「盗撮撲滅キャンペーン及び盗撮被害防止ミラーの除幕式」について(神奈川県警港北警察署のX=旧ツイッター)
・新横浜駅交通広場で「盗撮撲滅キャンペーン」を開催(神奈川県警察鉄道警察隊のX=旧ツイッター)