鶴見川流域を楽しみながら学べる「自由研究」のチャンス。防災を学び、夏休みの思い出づくりにも役立ちそうです。
JR小机駅から徒歩約6分の地域防災施設「鶴見川流域センター」(小机町)では、夏休み期間に子どもたちが楽しめる体験イベントを開催しています。
あす(2024年)8月21日(水)10時30分から11時30分まで開かれる「キラキラアート」と、23日(金)11時15分から12時までの「流域の生きものでうちわ作り」の工作イベントを企画、参加者を募集しています。
「キラキラアート」では、鶴見川流域に生きる「生きもの」をテーマに、フォトフレームを彩る工作となっており、セロファンフィルムを使用し、好きな生きもののイラストをアレンジします。
また、「うちわ作り」では、日本の伝統的な染色技法の一つといわれる「折り染め」と流域の生きもののイラストでうちわをカラフルに彩るというもの。
開催場所は2階ライブラリーとなっており、キラキラアートは10組、「うちわ作り」は10人(工作の数が10個)まで。
いずれも開始時刻からの一斉スタートとなっており、参加費は300円(材料代)、小学生以上(3年生以下は保護者同伴要、キラキラアートは高校生まで)の参加が可能です。
いずれも申込フォームからの事前予約が可能ですが、当日空きがあれば現地での申し込みも可能とのことです。
鶴見川を知り楽しむ「流域学習スタンプラリー」も
また、新型コロナ禍を経て昨年(2023年)から復活した「流域学習スタンプラリー」も開催中です。
昨年は、4年ぶりの開催となったことから、期間を短縮し夏休み時期(7月22日)からの実施となりましたが、今年は、コロナ禍前の2019年と同じ4月27日から10月31日(木)までの約6カ月間(半年間)楽しめるイベントとして復活しています。
動物のバクの形にも似た「鶴見川流域」を、流域の治水や水質、自然環境保全や地震防災などの課題を楽しく学びながら巡(めぐ)るという内容となっています。
スタンプラリーの台紙は、スタンプラリーの開催期間中、鶴見川流域の各拠点や、鶴見川流域センターの20カ所で配布(団体への配布対応は要問合せ)。
19の拠点でスタンプを2カ所以上押した上、最後に同センター(開館時)に行くと、1拠点のスタンプごとに参加賞(水マス学習グッズ)と交換が可能となっており、全ての拠点(20カ所)を周ると、今年は、2004(平成16)年8月に「鶴見川流域水マスタープラン(水マス)」を策定してから20周年を迎えたことを記念し、特別プレゼントとしてオリジナルの「バクのぬいぐるみ」がもらえるとのことです。
「見学や体験を通して鶴見川について学ぶことができます。スタンプの数が増えるごとに、鶴見川流域をもっと知ることができます」と同センターの広報担当者。
同センターを訪れることで、さらなる「鶴見川流域」学習を進めることができるといい、「展示やビデオ・図書資料も充実、鶴見川流域の治水から自然、歴史や市民活動まで、しっかりと学べる“総合学習施設”としての当センターへぜひご来館ください」と、残る夏休み期間での立ち寄り来訪を広く呼び掛けています。
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
【関連記事】
・「東京防災」デザイナーが“リクエスト”登壇、鶴見川流域と防災学ぶオンライン講座(2024年8月16日)※きょう8月20日(火)19時~(受講者募集中)
【参考リンク】
・地域防災施設 鶴見川流域センターのサイト(国土交通省京浜河川事務所)※10~17時、火曜定休
・8月21日(水)工作「キラキラアート」お申込み(地域防災施設 鶴見川流域センター)※申込フォーム
・8月23日(金)工作「流域の生きものでうちわづくり」(同)
・バクの流域学習スタンプラリー(NPO法人鶴見川流域ネットワーキング)※10月31日(木)まで開催
・鶴見川バーチャルツアー2024(Zoom)参加者募集(地域防災施設 鶴見川流域センターのFacebookページ)※「ふれあって流域鶴見川」実行委員会主催、8月24日(土)10〜12時開催、8月22日(木)17時まで参加者募集中