最多作品で「防火ポスターコンクール」が盛り上がる、応募は9月13日(金)まで | 横浜日吉新聞

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過去最多となる1211作品の応募があった昨年(2023年)開催を越えての盛り上がりとなるのでしょうか。

港北区内で防火活動を行う港北火災予防協会港北消防団港北消防署は、今年(2024年)で第5回目となる「防火ポスターコンクール」の作品を6月3日から9月13日(金)まで募集しています。

第5回「防火ポスターコンクール」作品募集のポスター。昨年(2023年)開催時は初年度開催の10倍を超える1211作品が寄せられた(港北消防署のサイト)

第5回「防火ポスターコンクール」作品募集のポスター。昨年(2023年)開催時は初年度開催の10倍を超える1211作品が寄せられた(港北消防署のサイト)

新型コロナ禍を受けて初開催された2020年の第1回開催時の応募数は120点。開催から3年で、応募総数が10倍もの数という反響を呼んでいる状況となっています。

港北区内に在住または在学の小学生以下の児童を応募対象とし、「イラスト部門」「ぬりえ部門」(未就学児対象)の2種類があり、ぬりえはサイト上からのダウンロードも可能なことから誰もが応募しやすい環境になっています。

今年も港北消防署のキャラクター「ハマクマ」がぬりえのデザインに登場。するどい爪(つめ)は現場で活躍する力強いイメージを演出しているとのこと(同)

今年も港北消防署のキャラクター「ハマクマ」がぬりえのデザインに登場。するどい爪(つめ)は現場で活躍する力強いイメージを演出しているとのこと(同)

イラスト部門のテーマは、件数が多いことでも注意が必要となっている「たばこ」をテーマとした「たばこの火災を防ぐ」や、「台所の火災を防ぐ」、「放火の火災を防ぐ 、「その他火災予防」の中からの選択が可能。

作品は八つ切画用紙(392mm×271mm)「よこ方向」に描く必要があり、1人1作品のみ応募可能です。

応募用紙(消防署またはサイト上からのダウンロードが可能)に必要事項を記入のうえ、同消防署または区内の消防出張所あてに持ち込みが必要です。

最優秀賞として「港北火災予防協会会長賞」1人、優秀賞として「港北消防団長賞」が4人、「港北消防署長賞」が4人に授与される予定となっており、入賞者には盾・賞状、副賞としての図書カードが贈呈されるとのこと。

入賞作品は区消防署サイト上への掲載や区役所などへの掲示を予定しているほか、最優秀作品は、年間防火ポスターとして作成し、火災予防広報に活用される計画です。

作品は港北消防署(大豆戸町)または区内の各消防出張所あてに持ち込みが必要(写真は日吉消防出張所=箕輪町1)

作品は港北消防署(大豆戸町)または区内の各消防出張所あてに持ち込みが必要(写真は日吉消防出張所=箕輪町1)

なお、応募者には、全12種類あるという「くみたてブロック消防車」または「消防啓発物品」のいずれか1つがプレゼントされます。

区内の火災発生件数は、7月17日現在で30件(対前年マイナス9件)と減少傾向にありますが、火災原因は「たばこ」が6件(対前年プラス1件)で最多。続く原因の「こんろ」が5件、「電気機器」による火災も4件と、それぞれ対前年を1件ずつ上回っている状況となっており、ポスターの制作・応募を呼び掛けることでの防火意識の啓蒙・強化につながることが望まれます。

詳細は同消防署総務・予防課予防係(電話:045-546-0119)まで。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

<横浜市>火災原因トップは「たばこ」、港北消防は新ポスターで注意呼びかけ(2023年12月6日)

【参考リンク】

第5回防火ポスターコンクール 作品募集!(6月3日(月曜日)から9月13日(金曜日)まで)(横浜市消防局港北消防署総務・予防課)

消防局 港北消防署(横浜市)※各消防出張所へのリンクなど


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