<日吉駅前>内科・整形外科が1周年、地域の“かかりつけ医”として思い強める | 横浜日吉新聞

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法人サポーター会員による提供記事です】開院1周年を迎え、地域の“かかりつけ医”としての役割の強化を目指します。

日吉駅西口から徒歩約2分、日吉中央通りと浜銀通りの間・浜大ビル3階の「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」(日吉本町1)が、昨年(2023年)6月19日の新規オープンから1周年を迎えています。

昨年(2023年)6月の開院から1周年を迎えた「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」院長の杉本さん(右)、副院長の藤崎さん

昨年(2023年)6月の開院から1周年を迎えた「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」院長の杉本さん(右)、副院長の藤崎さん

内科・循環器内科・糖尿病内科を担当する院長の杉本洋一郎さん整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科を担当する副院長の藤崎真理さんが、出身地・横浜日吉で開業の夢を果たしたクリニック。

院長の杉本さんは、「頭痛や風邪、循環器疾患まで、幅広い症状の患者さんが来院されます」と、目標としている地域の“かかりつけ医”としての役割を果たすべく努めてきた1年間を振り返ります。

杉本さん、藤崎さんともに地元・日吉台小学校の卒業生。一般のサラリーマン家庭に育ち医師の世界に進んだ経歴を持つ

杉本さん、藤崎さんともに地元・日吉台小学校の卒業生。一般のサラリーマン家庭に育ち医師の世界に進んだ経歴を持つ

地元・横浜市立日吉台小学校(日吉本町1)から栄光学園中学・高校(鎌倉市玉縄)に進学、広島大学医学部(広島市南区)を卒業したという杉本さん。

北海道や首都圏近郊、広島県や地元・神奈川県内などでの診療経験を活かし診療に当たっています。

来院患者は13歳(中学生以上)から100歳近い高齢シニア層まで、幅広い年齢層の診察を行い、「『町のお医者さん』として、日々の取り組みにこれまで以上に重厚感を感じています」と語る杉本さん。

地域の“かかりつけ医”らしく中核病院との連携にも手応えを感じることがあったと語る杉本さん

地域の“かかりつけ医”らしく中核病院との連携にも手応えを感じることがあったと語る杉本さん

来月(2024年)8月から、臨床検査技師がフルタイムで着任する予定とのこと。

「静脈の評価による足の血栓(エコノミークラス症候群)の診断や、動脈の評価による下肢閉塞性動脈硬化症の診断事例もあるなど、その存在の大きさを感じます」と、臨床検査技師の着任により、より的確な診察につなげていきたいとの思いを語ります。

地域の中核病院との連携にも少しずつ手応えを感じているといい、「風邪、頭痛といった診察から、狭心症、不整脈、バイパス手術後の診察なども行っています。専門性を活かせるように循環器疾患の患者さんにもこれまで以上に対応していくことができれば」と、循環器内科での診療に従事してきた経験を活かしての診察にも力を入れていきたいとの思いも語っていました。

「整形外科」では肩の痛みにも対応

一方、小児からシニア層までの来院患者に対応している「整形外科」は、同じく日吉台小学校出身で、桜蔭中学校・高校(東京都文京区)、地元・横浜市立大学医学部(金沢区福浦)を卒業した藤崎さんが担当。

先月6月から新たに理学療法士宇田津理恵さんが週4回(半日)のシフトに入ることになり、「整形外科の診療としても充実していけるのかな、と感じています」と、理学療法士が3人体制になったことを喜びます。

「リハビリ室」にはウォーターベッドを設置し血行を改善、肩こり、腰痛やむくみなど幅広い症状に対応しているという

「リハビリ室」にはウォーターベッドを設置し血行を改善、肩こり、腰痛やむくみなど幅広い症状に対応しているという

総合病院での勤務時代を振り返り、「次は3カ月後、短くても2週間後みたいなところがあり、今は体調が悪かったらすぐ来てくださるということがあるので、身近なところで患者さんのフォローがしやすいと感じています」と、当初から目指してきたという、地域の“かかりつけ医”としての役割を意識しながら診療にあたっているといいます。

特に最近では、ケガをした近隣の小・中学生高校生大学生の来院が増えているといい、「小児整形の診療経験がある医師が土曜日の非常勤として診察を行うこともあります」と、土曜日の勤務において、医師が交代しての勤務体制が整ってきたことにも心強さを感じているといいます。

骨折や急性外傷の治癒促進に効果的だという「超音波治療器」も導入している

骨折や急性外傷の治癒促進に効果的だという「超音波治療器」も導入している

最近では、四十肩五十肩といわれる“肩の痛み”による来院も増えてきたといい、「“どこが痛んでいるか”ということを知ってもらえれば」と、エコーを用いた診察やリハビリ指導を行っているとのこと。

また、これまで専門としてきたリウマチ科についても「これからより多くの症例に対応していきたい」と藤崎さんは意気込みます。

特に40代半ばから50代の女性について、「更年期の症状で、手や指、関節のこわばりや痛みを感じる場合など、リウマチに該当する場合があります。症状について悩んでいる方はぜひご相談ください」とのこと。

広々とした「リハビリ室」も1周年を迎えさらに活気が出てきた。放射線技師の杉本真奈さん(左)と

広々とした「リハビリ室」も1周年を迎えさらに活気が出てきた。放射線技師の杉本真奈さん(左)と

一方で、「じっくり患者さんに対応したいと思っているのですが、お待たせする時間が長くなっていることについてはご理解とご了承をいただければ」とのこと。

より身近な「町のお医者さん」としての役割をこれからも意識しながら、これまでの経験を活かした専門的な診療にも取り組んでいくとのことです。

)記事の掲載内容については、直接「日吉かもめ内科・整形外科クリニック」にお問い合わせください。

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【参考リンク】

日吉かもめ内科・整形外科クリニックのサイト

院長のコラム~「開業1周年  引き続き丁寧な診療を心がけます(同)

法人サポーター会員:日吉かもめ内科・整形外科クリニック 提供)


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