来場者数が増えた昨年(2023年)の開催から1年。今年(2024年)は第10回の記念すべきイベントの節目を迎えます。
港北区の地域に伝わる“和の伝統芸能”が一同に集う「港北区民俗芸能のつどい」は今月6月23日(日)12時30分から16時30分まで(12時開場)、横浜市港北公会堂(大豆戸町)で開かれます。
港北区民俗芸能保存協会(伊藤武夫会長)が主催してのイベントは、2013(平成25)年から毎年開催されてきましたが、2020年と2021年の2年間は新型コロナ禍によりやむなく中止に。
2022年からは復活、昨年(2023年)は約350人が来場し参加者が対前年で約50人も増加。地域に伝わる伝統芸能への関心もさらに高まっていくことが期待されています。
今回は、前回参加ができなかった「鳥山町囃子保存会」が復活し参加するとのことですが、これまで連続して演奏を披露してきた「綱島囃子保存会」が欠場する見込みとのことです。
同会の事務局長で岸根囃子連(岸根町)で活動を行う浜田正二さんは、「今年は、休憩時に行う参加型のイベントとして『輪踊り』体験を行います。多く若い世代の皆様にぜひお越しいただければ」と、当日の多くの来場を広く呼び掛けています。
なお、港北区内の映像作品を記録・制作している「港北ふるさとテレビ局」が昨年開催時(第9回)の動画を新たに公開しています。
「昨年ご覧になれなかった皆様にも多く閲覧いただければ」と、第1回開催時から同イベントの記録・撮影を行ってきた同テレビ局代表の伊藤幸晴さん。
日本の伝統芸能が港北区でも引き継がれてきたことの価値を広く地域内外の人々にも伝えていきたいとの思いを抱き、10回目の節目の開催となる今回も現場での撮影に臨む予定とのことです。
なお、同イベントの入場は無料。事前の予約は不要です。
<参加団体・グループ一覧>
- 鳥山町囃子保存会
- 横浜興禅寺雅楽会
- 菊名囃子連
- 新羽はやし連
- 小机城址太鼓
- 大曽根夢太鼓どどん鼓
- 和太鼓ユニット三色だんご
- 岸根囃子連
- 桐蔭学園高校 和太鼓部(ゲスト)
- 港北区芸能協会(ゲスト)
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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・地域の“あふれる魅力”を映像作品で伝えたい、「港北ふるさとテレビ局」が15周年(2024年5月15日)※海外経験が長い伊藤代表らしい「日本文化」や「地域」への想いを作品に込めている
【参考リンク】
・第9回 港北区民俗芸能のつどいの動画を公開しました(同)※「港北ふるさとテレビ局」による動画作品を公開中