“和の伝統芸能”の世界を楽しむ、6月11日(日)に「港北区民俗芸能のつどい」 | 横浜日吉新聞

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3年ぶり開催となった昨年(2022年)は約300人が来場し、多くの反響があったといいます。

地域に伝わる和の伝統芸能の継承を目的とした活動を行う「港北区民俗芸能保存会」(伊藤武夫代表)は、今月(2023年)6月11日(日)12時30分より(12時開場)16時30分まで港北公会堂(大豆戸町)で、「第9回港北区民俗芸能のつどい」を開催します。

6月11日(日)開催予定の「第9回 港北区民俗芸能のつどい」の案内チラシ(主催者提供)

6月11日(日)開催予定の「第9回 港北区民俗芸能のつどい」の案内チラシ(主催者提供)

2012(平成24)年9月、横浜市港北区周辺で、古くから地域に根差し伝承されてきた演劇、舞踊、音楽などの「民俗芸能」を継承している団体や個人の相互交流や発表機会を提供し、区内の民俗芸能の存続と発展に寄与することを目的とし同会が誕生。

翌2013(同25)年から毎年1回ペースで開催されてきましたが、「新型コロナ禍」により2020年と2021年の2年間は開催中止となっていました。

昨年は無事に開催できたうえ、「3年ぶりの開催にもかかわらず約300人もの来場者があり、大変嬉しく感じました」と、同会の事務局長を務める岸根囃子連(岸根町)で活動を行う浜田正二さんは、今年も無事にイベントを行うことができることを喜びます。

ただ、同会に所属している会員の中でも、「鳥山町囃子保存会が今回参加できなくなりました。活動休止となっている団体も見られます」と、まだ残る「コロナ禍」の影響もあり、担い手不足などにより活動できない団体が増えてしまうのではないかと危惧しているといいます。

それだけに、「ぜひ若い世代の皆さんにお越しいただいて、お近くの地域の歴史と伝統を伝える民俗芸能を、まずはより身近に感じてもらうことができれば」と、浜田さんは、イベント当日の多くの来場を呼び掛けています。

なお、同イベント会場への入場は無料、一部座席を除き全席自由(先着順)、事前予約は不要です。

<参加団体・グループ一覧>

  • 横浜興禅寺雅楽会
  • 菊名囃子連
  • 新羽はやし連
  • 桐蔭学園高校 和太鼓部(ゲスト)
  • 綱島囃子保存会
  • 小机城址太鼓
  • 大曽根夢太鼓どどん鼓
  • 和太鼓ユニット三色団子
  • 岸根囃子連
  • 港北区芸能協会(ゲスト)

【関連記事】

・【昨年開催時】3年ぶり“和の伝統芸能イベント”開催へ、6月19日(日)に港北公会堂で(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年6月9日)

・【過去開催時】高田の雅楽や綱島囃子、大曽根太鼓も、伝統つなぐ「民俗芸能のつどい」は6/16(日)(2019年6月11日)※「港北区民俗芸能保存会」を取材

【参考リンク】

港北区民俗芸能のつどい(港北ふるさとテレビ局)

港北区民俗芸能のつどい(横浜市港北区)

港北区民俗芸能保存会公式サイト ※前年まで更新、第1回以降のチラシもアーカイブ掲載


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