新横浜線の開業を記念、東急電鉄がオンライン入札で「鉄道部品」を放出 | 横浜日吉新聞

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日吉駅で使っていた操作盤や、東横線が「桜木町行」だった頃の案内標など30点が出品中です。

東急電鉄は新横浜線の開業を記念し、鉄道部品をオンライン入札で販売する「第3回鉄道お宝市オンライン編」をあす(2022年)3月21日(火・祝)まで行っています。

3月21日(火・祝)の23時まで入札を受け付けている「第3回鉄道お宝市オンライン編」の案内サイト

モノを捨てない”取り組みの一環として2021年6月にオンライン販売として始まった同社の「鉄道お宝市」は、昨年の第2回から価格を入札する形となりました。

今回は新横浜線の開業によって機器を入れ替えたことから不要になった日吉駅の「連動装置操作盤」と呼ばれる安全装置をはじめ、2004(平成16)年に廃止された高島町駅の駅名標、横浜側の終点が桜木町駅だった頃に使っていた停車駅案内標などを出品。

新横浜線が開業するまで日吉駅で使われていたという「連動装置操作盤」も出品(「第3回鉄道お宝市オンライン編」のサイトより)

なかには、1990年代に掲出されていたという「サーフボード持ち込みご案内看板」は、サーフィンブームだった頃に車内への持ち込みに関する注意事項を記したもので、“平成初期”を感じさせる当時のイラストも見ものです。

ちょっと懐かしい駅の標示板類は眺めているだけでも楽しい(同)

すべての出品物に「最低入札価格」(318円~10万円)が設定されており、最高金額を提示した場合に落札となる仕組みで、送料は別途着払いになるとのこと。

鉄道関連の普段は見ることのない業務機器や標識類もあり、眺めて見るだけでも楽しそうです。入札はあす3月21日(火・祝)の23時まで受付中となっています。

【参考リンク】

東急電鉄「東急新横浜線開業記念 第3回鉄道お宝市 オンライン編」(2023年3月10日~3月21日に入札実施)

第3回鉄道お宝市の出品30点の一覧(東急電鉄)


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