トレッサに「ガラス張りコート」、3月18日・19日に最高峰のスカッシュ選手権 | 横浜日吉新聞

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スカッシュ”の日本一を争う大会が約3年半ぶりにトレッサ横浜の地に戻ってきます。

公益社団法人日本スカッシュ協会(東京都新宿区)は「第51回全日本スカッシュ選手権大会」の男女決勝戦準決勝戦を今月(2023年)3月18日(土)19日(日)に「トレッサ横浜」(師岡町)の特設コートで開くと発表しました。

3月18日(土)と19日(日)にトレッサ横浜で決勝戦などが開かれる「第51回全日本スカッシュ選手権大会」のポスター(日本スカッシュ協会のニュースリリースより)

スカッシュは四方が壁になった60平方メートルほどの部屋(コート)で、2人(ダブルスは4人)のプレイヤーがラケットを使って、ゴムボールを交互に打つ英国生まれの室内スポーツ

日本では1971(昭和46)年に日本スカッシュ協会が設立され、同協会によると全国に300程度のスカッシュコートがあり、競技人口は推定10万人で、愛好者は30万人にのぼるといいます。

北新横浜駅近くにあるスカッシュ専用施設「SQ-CUBE(エスキューブ)」では準々決勝までの試合が無観客で行われる(2021年5月撮影)

国内で最高峰の大会となっているのが全日本選手権で、港北区内には2007(平成19)年から北新横浜駅近くにスカッシュ専用施設の「SQ-CUBE(エスキューブ)」(新羽町)が置かれていることから、たびたび大会の会場となってきました。

加えて、2018(平成30)年11月に開かれた第47回大会では、トレッサ横浜北館2階の「リヨン広場」に四方をガラス張りにしたコートを初めて特設し、決勝と準決勝戦を行っています。

2019年11月に開かれた第48回大会でトレッサ横浜に設けられたガラスコート

翌年の大会でもトレッサ横浜のガラスコートで決勝戦などを実施し、大きく盛り上がりましたが、次年以降は新型コロナウイルス禍の影響で中止や無観客開催となっていました。

今回の大会は、準々決勝戦までの試合を3月16日(木)と17日(金)にSQ-CUBE(エスキューブ)で無観客にて実施し、18日(土)と19日(日)に男女の決勝戦と準決勝戦マスターズ(35歳以上)の年代別決勝戦などをトレッサ横浜で開くスケジュール。

両日は北館2階の「リヨン広場」にガラスコートが設けられ、18日(土)は11時30分から男子準決勝2試合と13時50分からは女子準決勝2試合、19日(日)は14時20分から男子決勝と15時30分から女子決勝の2試合に加え、10時30分からはマスターズの各年代別の決勝戦も行われます。

今大会は3年半ぶりにスカッシュ日本一の舞台となる(日本スカッシュ協会の2019年11月ニュースリリースより)

また、2日間は試合を自由に観戦できるほか、南棟1階の「センターガーデン」ではスカッシュを気軽に楽しめる「エアースカッシュ」の体験会(11時~16時、無料)も予定されています。

2019年11月以来となるトレッサ横浜でのスカッシュ選手権。大会実行委員長渡辺祥広さん(SQ-CUBE運営)は「買物の際に立ち寄ってトップ選手のプレーを間近で観ていただければ」と話していました。

【初日の様子】

2019年開催以来となる「トレッサ横浜」での全日本スカッシュ選手権大会開催。北館2階の「リヨン広場」に四方をガラス張りにしたコートが約3年半ぶりに出現していました

2019年開催以来となる「トレッサ横浜」での全日本スカッシュ選手権大会開催。北館2階の「リヨン広場」に四方をガラス張りにしたコートが約3年半ぶりに出現していました

迫力あるプレーがガラス越しに迫ります

迫力あるプレーがガラス越しに迫ります

この日勝利をおさめた横浜市出身の机(つくえ)龍之介さん(左・ダイナム所属)と渡辺実行委員長

この日勝利をおさめた横浜市出身の机(つくえ)龍之介さん(左・ダイナム所属)と渡辺実行委員長

公益社団法人日本スカッシュ協会の大谷眞(まこと)会長とトレッサ横浜の三浦久プレジデント。スポンサーが多く描かれた会見ボードを背に

公益社団法人日本スカッシュ協会の大谷眞(まこと)会長とトレッサ横浜の三浦久プレジデント。スポンサーが多く描かれた会見ボードを背に

南棟1階「センターガーデン」でスカッシュを気軽に楽しめる「エアースカッシュ」の体験会も

南棟1階「センターガーデン」でスカッシュを気軽に楽しめる「エアースカッシュ」の体験会も

試合会場の様子を伝える映像を流しながら。参加者も教える側も楽しそうにエアースカッシュに親しむ時間を共有していました

試合会場の様子を伝える映像を流しながら。参加者も教える側も楽しそうにエアースカッシュに親しむ時間を共有していました

ガラス板の搬出、搬入にも苦労があるとのこと。欧米などでも「公共の場」に登場するというガラス張りコート内のみならず観戦する人々の熱気にも包まれていました

ガラス板の搬出、搬入にも苦労があるとのこと。欧米などでも「公共の場」に登場するというガラス張りコート内のみならず観戦する人々の熱気にも包まれていました

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

・【前回記事】日本一を争う「スカッシュ」選手権、決戦の舞台は北新横浜とトレッサ横浜(新横浜新聞~しんよこ新聞、2019年11月15日)

新羽のスカッシュ施設でAED使い「人命救助」、港北消防署から3人に感謝状(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年11月10日)

【参考リンク】

第51回「スカッシュ全日本選手権大会」の公式サイト(3月18日・19日の決勝・準決勝はトレッサ横浜で有観客開催)

2023年3月18日(土)・19日(日)「文部科学大臣杯争奪 第51回全日本スカッシュ選手権大会&エアースカッシュ体験会」の案内(トレッサ横浜)

日本スカッシュ協会公式チャンネル(YouTube、大会をライブ配信予定)


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