東急電鉄が早速「新横浜線」で臨時列車、3月18日以降の土休日などに

今週（2023年）3月18日（土）に開業する「東急新横浜線」に臨時列車が早速設定されます。

東急電鉄は今週3月18日（土）から4月1日（土）のうち土曜日や休日を中心とした計10日間に東急新横浜線（新横浜～新綱島～日吉）で臨時列車を運行すると発表しました。

綱島トンネルを走る東急新横浜線の試運転列車（3月5日）

東急新横浜線では、日中はおおむね10分間隔の運行としていますが、土曜日や休日には新横浜駅が最寄りとなる横浜アリーナと、徒歩約12分の日産スタジアムで大規模なイベントが予定されていることにともなうもの。

臨時列車は、3月18日（土）・19日（日）、21日（火・祝）、25日（土）・26日（日）の5日間には最多となる21本を運行。

このほか、3月24日（金）、29日（水）に1本、27日（月）は4本、30日（木）に6本、4月1日（土）は7本を設定しています。

東急新横浜駅（日吉方面）の通常時刻表、平日朝のラッシュ時以外の運転本数はそれほど多くない（東急電鉄の時刻表ページより）

3月18日（土）・19日（日）、21日（火・祝）、25日（土）・26日（日）の5日間に運行される臨時列車の一覧（「東急電鉄ニュースレター」vol.9より）

いずれも新横浜駅から日吉駅方面へ運行する形となっており、イベント終了と同時に駅へ殺到する帰宅客などに対応するものです。

開業初日の3月18日（土）は、駅周辺で開業記念イベントが予定されていることに加え、午後には、日産スタジアムで2万人以上の動員が見込まれる横浜F・マリノスの試合や、横浜アリーナでは1万人規模の来場が予想される音楽公演を予定。

また、土曜日や休日はほとんどの日に横浜アリーナでのイベントが予定されており、春休み期間に入ると、ジャニーズ事務所に所属する男性グループの公演が相次いで計画され、1日に2公演実施の日も設けられています。

横浜アリーナでジャニーズ関連の公演が行われる日は日中から街の飲食店や商業施設などが混雑する（2022年8月11日）

ジャニーズ関連の公演が行われる日は、これまでも新横浜の街には日中から女性を中心とした来街者があふれ、飲食店や商業施設、ホテルなどが全体的に混雑。

公演終了後にはJR横浜線の改札口で入場制限が行われる時間帯もあり、今後は東急新横浜線や東横線、目黒線なども同様に影響を受ける可能性があります。

JR横浜線の菊名、新横浜、小机の各駅では「混雑見込」を知らせるポスターがおなじみだったが、今後はどの程度の乗客が東急新横浜線に移っていくのかに注目（2019年7月撮影）

東急電鉄では、新横浜線のダイヤにあらかじめ臨時列車を盛り込んであるといい、大規模イベント開催時などには増発していく考えです。

3月18日（土）の開業日から4月1日（土）の期間に新横浜駅の周辺で予定されているイベントは次の通りです。

3月18日（土）

5:00～相鉄・東急「新横浜駅」南改札コンコース：開業記念「硬券入場券・出札補充券セット」販売
7:00～16:00 新横浜駅前「東広場」：新横浜線の記念乗車券販売
10:00～10:40 新横浜駅「交通広場」：「Shin-yokohama Line Market」のオープニングセレモニー
11:00～16:00 新横浜駅前「東広場」：新横浜線の開業記念イベント「Shin-yokohama Line Market」
13:00～新横浜駅ビル「キュービックプラザ新横浜」の10階でJR東海の京都キャンペーンタイアップイベントで京都の「舞妓」登場、15時から横浜国立大学サークルによるアカペラコンサート
14:00～日産スタジアム：横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズ
16:00～横浜アリーナ：「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」公演

3月19日（日）