きょうの組み合わせ抽選会、また甲子園入りを前に関係各所を訪問。甲子園での「活躍」を誓います。
きょう(2023年)3月10日(金)朝9時より、全国から出場する36校による組み合わせ抽選会が開かれる「第95回記念選抜高等学校野球大会(センバツ大会)」(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)。
いよいよ来週3月18日(土)からの開幕迫る大会出場を前に、5年ぶり10回目の出場を決めた慶應義塾高校(慶應塾高=日吉4)の阿久澤(あくざわ)武史校長、赤松衡樹(ひろき)野球部長、森林貴彦監督、選手やマネージャーなど4人の学生が、先月2月28日(火)に神奈川県横浜市中心部の関係各所を表敬訪問。
午後からは横浜市役所(中区本町)を訪れ、山中竹春市長や鯉渕信也教育長、木村奨教育次長、学校教育企画部の石川隆一部長らと対面。
懇談と写真撮影などを行う約20分間の「対面の時間」を共有しました。
この表敬訪問には、神奈川県高校野球連盟の永瀬哲(あきら)会長、榊原(さかきばら)秀樹専務理事も同席し、永瀬会長は「強力な打線が素晴らしいチーム。選手たちが爽やかで、心から応援したい」と、この日同行した選手たちを“激励してほしい”と市長に語ります。
続いて赤松部長から、主将の大村昊澄(そらと)君や副主将の延末(のぶすえ)藍太君と山本海(かい)君、主務(マネージャー)の大鳥遥貴(はるき)君を紹介。
チーム全体70人「一人ひとりが“主役”」になり全員がチームを作ることに取り組んできたこと、5年ぶりということで“初出場”という認識であるということ、神奈川県から1校のみということで責任を感じていること、さらには塾高らしい“エンジョイ・ベースボール”を体現し、堂々と戦いたいとの決意を語ります。
山中市長は、「センバツ大会への出場おめでとうございます。今回のチームは“強力打線”、失策率も少ないと聞いています。甲子園でも打って、守って、横浜市民、神奈川県民を魅了してもらえれば」と激励。
この言葉を受け、大村主将が「自分たちは日本一を目指しています。その想いを忘れず冬の間トレーニングを積み70人全員で努力してきました。このセンバツ大会では必ず日本一をつかみ取って優勝旗をこの横浜市に持ち帰りたい」との想いを山中市長らに伝えると、会場には大きな拍手が沸き起こっていました。
その後の懇談の時間では、山中市長が練習時間について質問、「平日授業があるときは15時30分くらいから19時まで」と大村君らが回答。
「監督とほぼ同世代なので、応援しています」と山中市長が森林監督に話しかけると、さらに和やかな雰囲気に周囲が包まれました。
きょう行われる組み合わせ抽選会についても、「組み合わせはドキドキですね。(それを)楽しめるのも出場したからこそ。どこと当たっても、勝ち抜いて、自分たちの力を出し切って優勝してください」と選手たちを激励していました。
最後に記念撮影を行った一人ひとりの表情には、「全国優勝」を目指すための“確かな決意”と、ここ横浜市、そして神奈川県から甲子園へと“後押し”するかのパワーが漲(みなぎ)っているかのようでした。
きょう大阪で行われる組み合わせ抽選会により以降の日程や対戦相手が決定。3月18日のセンバツ大会初日には、選手たちによる開会式での入場行進が行われる予定です。
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・<センバツ甲子園>慶應塾高で壮行会、“日吉協育モデル”で高校野球に新しい風を(2023年2月28日)
・<慶應塾高>5年ぶり「春のセンバツ甲子園」、日吉から“新しい野球”で全国優勝目指す(2023年1月28日)
【参考リンク】
・特集 第95回センバツ高校野球(毎日新聞社)
・センバツLIVE!(毎日新聞社・毎日放送・ヤフー株式会社)
・センバツ組み合わせ抽選会(同)※ライブ配信
・連載 春へ一丸・’23センバツ慶応 (同)※チームに密着し取材を行っている
・第95回記念選抜高等学校野球大会出場!慶應義塾高等学校野球部が山中 竹春 横浜市長を表敬訪問します(横浜市記者発表資料)
・第95回センバツ高等学校野球大会 組み合わせ決定(慶應義塾)※リンク追記
・2月28日(火曜日)「第95回記念選抜高等学校野球大会」に出場する慶應義塾高等学校野球部の皆さまと面会しました(横浜市広報課)※リンク追記