【法人サポーター会員による提供記事です】アピタテラス横浜綱島(綱島東4)内のクリニックが「検査技師」を増員、検査体制の拡充に取り組んでいます。

ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島で勤務する「臨床検査技師」の平井さん、高久史織さん、藤田さん、新井晶絵さん(左より)。国家資格を保有し病院勤務を経て現在の業務にそれぞれが従事している(2月20日)
2018(平成30)年4月に開院し5周年を迎える「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」(源河朝広院長)では、循環器内科(心臓病)・生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病)の専門医療に特化したクリニックとして来院患者に対応。
現在、「臨床検査技師」を6人に増員し、検査体制のさらなる充実に努めているといいます。
同年8月から勤務する平井直子さんは、「当初はわずかな人員で対応していたので、検査件数もここまで増えるとは思ってもみませんでした」と、“中規模病院”並みだという検査機器の導入やオペレーションの改善による検査件数の拡大、また“即日判明”にこだわった検査結果を治療に活かせる体制がさらに整ってきたと感じる日々だといいます。
検査項目数の多さでは「大型病院」にも匹敵するといい、「血液や尿などの検体検査だけではなく、心臓超音波、心電図、下肢動脈硬化検査といった生理検査も当日検査・結果説明が可能です。今年中には甲状腺エコーにも対応する計画もあります」と、看護師の後藤李沙さん。
「『24時間心電図』に関しては、検査機器を受診当日に患者さんに装着。翌日に再度来院してもらい、20分から30分程度で解析を行い結果を出しています」と、検査体制の充実により“迅速な治療”に繋げることができると説明します。
検査体制の充実により、来院患者の「来院頻度を減らす」ことにつながっていると後藤さん。
「採血」では、採血用としては最もランクの細い「23ゲージ」針を使用することで、可能な限り痛みを軽減するための取り組みも行っているといい、採血の量も、一般的な量といわれるものの約4分の1(2.5ミリリットル程度)と“極力少なく”して実施しているといいます。
受付してから「採血」終了まで、採血後、検査結果が出るまでの各々(おのおの)の時間を短縮するために、一人ひとりにかかる時間を分単位で測定し記録。
毎日、採血から検査結果を出すまでの平均時間(現時点で25分〜30分程度)を源河院長にもフィードバックして、時間がかかった場合の業務改善を実施することでの、来院患者の“待ち時間を減らす”工夫を行っているとのこと。
検査機器に関しても、点検と整備を定期的に実施しているという同クリニック。
検査結果の正確性を重視することで、「適切な診断・治療につなげてもらうため、精度管理にも努めています」と、臨床検査技師の藤田海緒(みお)さんは、その精度の高さについても目標意識を持ち、日々検査に臨んでいると語ります。
平井さん、藤田さんを含む6人の臨床検査技師スタッフは、一人ひとりがより精度の高い検査をより迅速に提供するための「検査室」の充実に向け、これからも努力を重ねていく考えです。
(※)記事の掲載内容については、直接「ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島」にお問い合わせください。
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【参考リンク】
・ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島のサイト(医療法人社団 慧心メディカル)
(法人サポーター会員:ハートメディカルクリニックGeN横浜綱島~医療法人社団 慧心メディカル 提供)