<3年ぶり観梅会>大倉山梅林が“ほぼ満開”、コンテスト写真展もまちを彩る | 横浜日吉新聞

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大倉山公園の梅の花が早くも満開に。3年ぶりに開催される「観梅会」を“春らしい”雰囲気に彩ります。

梅の花が早くも「ほぼ満開」となった大倉山梅林(大倉山公園内)には多くの観光客がすでに訪れ賑(にぎ)わっていた(2月21日)

梅の花が早くも「ほぼ満開」となった大倉山梅林(大倉山公園内)には多くの観光客がすでに訪れ賑(にぎ)わっていた(2月21日)

いよいよ今週末(2023年)2月25日(土)、26日(日)10時から16時までの開催が迫る「第35回大倉山観梅(かんばい)会」(同実行委員会主催、事務局:港北区地域振興課内)。【2月26日追記:最新レポート記事はこちらをご覧ください】

会場の大倉山公園(大倉山梅林、大倉山2)では、3年ぶりとなる「港北区三大祭り」の一つといわれる大型イベント開催を前にして、1000平方メートル(約1.1ヘクタール)もの園内に植えられた46種類、約220本もの梅の木が早くも“ほぼ満開”状態に。

開催当日に配布される予定の「第35回大倉山観梅会」プログラム(一部、主催者提供)

開催当日に配布される予定の「第35回大倉山観梅会」プログラム(一部、主催者提供)

来園する多くの観光客の目を彩り鮮やかに楽しませています。

開催初日の2月25日(土)は、朝10時から10時30分まで、梅林内のステージ前で「開会式」を開催。

梅林内でのステージイベントとして、初日の25日は、地元・横浜市立大曽根小学校によるソーラン節や菊名子ども(子供)囃子による獅子舞・手踊、大曽根夢太鼓どどん鼓による和太鼓や、市立大綱中学校による合唱ほかの披露を予定しています。

26日(日)は、港北三曲会による「箏・尺八」などの演奏や、港北芸能協会の日本舞踊をステージ上で行う計画です。

ステージや出展規模は縮小されるものの、「だからこそ」美しい梅の花やイベント再開の感動を分かち合いたい(同)

ステージや出展規模は縮小されるものの、「だからこそ」美しい梅の花やイベント再開の感動を分かち合いたい(同)

園内では、地元・大倉山商店街振興組合大曽根商店街による大倉山梅酒「梅の薫」やドリンク類ほかの販売、大倉山商店街おもてなしブースも設営される予定となっています。

また、地元飲食店による食品や和菓子などの販売も予定されており、地元「大倉山・大曽根」名物を堪能できる時間もたのしみなひとときとなりそうです。

また、菊名駅にも近い英理女子学院茶道部による「野点(のだて)」は、10時から15時まで(25日は11時より)、お点前(てまえ)披露による抹茶と菓子を500円で楽しむことが出来、「心を込めて点てた抹茶と美味しいお菓子でおもてなしします」と、ステージ前での実施を計画中です。

実施内容は主催者判断により変更または中止となる場合もあるとのことで、「新型コロナ対策」もおこなってのイベント開催がどのように“復活”するのか。広く地域からの期待感と注目が集まることになりそうです。

記念館ギャラリーで「写真展示」も

開催初日に来館者を出迎える大倉山エルムフォトクラブの高橋勲夫さん、徳武淳次さん、鶴谷典子さん(右より)

開催初日に来館者を出迎える大倉山エルムフォトクラブの高橋勲夫さん、徳武淳次さん、鶴谷典子さん(右より)

きのう2月21日(火)からは、大倉山記念館ギャラリー内で「第35回こうほく梅の写真展」(港北観光協会主催)と、地元・大倉山を拠点に活動をおこなう大倉山エルムフォトクラブの写真展が併せ行われています。

初日は開催を待ちわびる来場者に、予定の13時より早めに対応し公開をスタート。

きょう22日(水)から27日(月)までは、10時から17時まで展示予定です。

大倉山の街とフォトクラブ、そして「観梅会」イベントを長きにわたり支えてきた高橋さん。「ぜひ美しい写真を楽しみにご来館いただければ」と多くの立ち寄り来訪を呼び掛けている

大倉山の街とフォトクラブ、そして「観梅会」イベントを長きにわたり支えてきた高橋さん。「ぜひ美しい写真を楽しみにご来館いただければ」と多くの立ち寄り来訪を呼び掛けている

今回は、同クラブの15会員「講師の特別出展」として、コンテストの審査委員長も務める、日本写真作家協会会員で写真家の有賀由一さんによる作品展示も。

昨年11月まで作品募集をおこなった「まちの魅力フォトコンテスト2022」(同観光協会主催)の一部作品も披露されており、梅の写真のみならず、地元の写真愛好家による作品や、地域の人々による「街の魅力」の発信も感じることができる鑑賞のひとときとなりそうです。

)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です

【関連記事】

3年ぶり「大倉山観梅会」初日は盛況、満開の梅が彩る園内外に“にぎわい”戻る(2023年2月26日)※レポート記事、リンク追記

3年ぶり「大倉山観梅会」は2月25日(土)・26日(日)、写真コンテストも募集(2023年1月24日)

観梅会は中止でも公園散策を楽しむ、大倉山の研究員がおすすめ「梅の木」5選(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年2月9日)

港北区の観光を写真で彩る、11月末まで「まちの魅力」フォトコンテスト作品募集(2022年11月16日)

【参考リンク】

第35回大倉山観梅会(実行委員会事務局~港北区地域振興課内)

2023こうほく梅の写真コンテスト作品募集(同)

こうほく梅の写真コンテスト(港北観光協会)※過去の受賞作品について掲載

大倉山記念館へのアクセス(大倉山記念館)

公益財団法人大倉精神文化研究所のサイト ※附属図書館は2月26日(日)特別開館予定


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