港北区に3年ぶりの「新春の集い」が戻ってきました。
きのう(2023年)1月5日(木)11時30分より、新横浜プリンスホテル(新横浜3)にて「港北区新年賀詞交換会」(同実行委員会、事務局:港北区総務課)が開催され、各地区の自治会町内会長や地域まちづくりを担う人々が来場。
3年ぶりとなる「新春」らしい交流のひとときを分かち合いました。
毎年恒例の会場だった同ホテル5階の宴会場(シンフォニア)入口では、各地区の地域まちづくり関係者や港北区役所の職員が受付を担当。
新型コロナウイルス禍直前の2020年におこなわれた最後の開催以来3年ぶり、いまだに「第8波」とよばれるコロナ流行の最中でもあることから、「感染症対策として、いままでの大型テーブルでのバイキング形式から、各テーブルに料理や飲み物を配置する方法に変更しました」と、今回の企画を担当した区総務課の今井輝子さん。
最後の開催時に来場した約1100人に案内状を送付、「事前入金」での申し込みをおこなった約370人のうち、約350人が来場。「これまでおこなってきた広報やホームページでの事前告知や、当日受付での“飛び入り”参加の受け付けも実施していません」と、“コロナ対策”をより強化しての開催であることを明かします。
それでも、「実施できたこと」を喜び来場する人々を、実行委員会の川島武俊委員長(港北区連合町内会長)ほか各地区の連合町内会・自治会長からなる実行委員や、港北区を代表して区長や副区長らが出迎え、新年らしい和気あいあいとした空間を演出。
会場では、区内を中心に演奏活動を行う「港北三曲会」による筝(こと)・尺八の演奏や、昨年、3年ぶりにJ1リーグでの優勝を決めた横浜F・マリノスが獲得したシャーレとトロフィーも展示されるなど、華やかな新年の祝賀ムードを盛り上げていました。
新春のあいさつや「港北区民表彰」も
おおむねの来場者が集まったタイミングで会の「本番」に向かう祝賀式典がスタート。
関治美副委員長(新吉田あすなろ連合町内会会長)による「開会の辞」、横浜市歌の「黙唱」の後、川島実行委員長(篠原地区連合自治会長)が「イベントの目的や“誰のためにおこなうか”ということをもう一度見直し、活動の復活に向けてこの1年取り組んでいきたい」とあいさつ。
漆原順一港北区長は、3月18日に開業する「相鉄・東急直通線(新横浜線)」についてや、来年(2024年)3月にオープン予定の港北区民文化センター(綱島東1)、2027年開催予定の「横浜国際園芸博覧会」についても触れ、「区民としても、活気ある、住みたい、住み続けたい港北区にしていきたい」との想いを力強く語っていました。
また、山中竹春市長からのメッセージを漆原区長が代読し、昨年の11月の「港北ふれあいまつり」のリアル開催や「新横浜パフォーマンス」イベントに来場して感じた活気や地域まちづくりを行なう人々への感謝の想いを披露。
昨年8月末に市が発表した2022年から2025年までの「中期計画」内でも基本戦略として触れている「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち」にしていきたいという“市の未来像”についても触れていました。
来賓として来場した横浜市会議員や神奈川県議会議員、国会議員や祝電についても紹介した後、港北区スポーツ推進委員連絡協議会の小松賢吉会長が乾杯の発声をおこない、いよいよ開宴。
「港北三曲会」による再びの演奏や、横浜F・マリノスの代表で横浜マリノス株式会社の中山昭宏新社長によるあいさつ、地域まちづくりに貢献した区内の3つの団体の活動を称(たた)える「港北区民表彰」の表彰式もおこなわれ、それぞれに大きな拍手が送られていました。
最後は、実行委員会の高橋静明監事(大曽根自治連合会会長)の「閉会の辞」と「一本締め」で会が閉宴。
港北区のまだ見ぬ「2023年(令和5年)」の風景を、それぞれが想像し思い描く約1時間半もの時間となったようです。
【当日の様子】
(※)この記事は「横浜日吉新聞」「新横浜新聞~しんよこ新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・港北区連合町内会のサイト ※実行委員会の中心を担っている