20周年を祝う「地域ぐるみ」のイベントに多く家族連れなどが来訪、子どもたちの“笑顔”が祝賀ムードを盛り上げます。
きのう(2022年)11月13日(日)10時から14時まで、横浜市樽町地域ケアプラザ(樽町1)の開所20周年記念事業「キララまつり」を、同ケアプラザと隣接する樽町しょうぶ公園(同)で開催。
しょうぶ公園では、同ケアプラザがエリアとする綱島・大曽根・樽町・師岡地区の自治会町内会や保健活動推進員、家庭防災員や民生委員児童委員協議会、青少年指導員会や消防団、地域の福祉作業所など18団体の模擬店が出店。
ケアプラザ内に臨時カフェや地域の活動紹介コーナーも設置するなど、イベントを盛り上げました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、密になることを避けるよう案内をおこなっていた同イベント。
食べ物も「持ち帰り」での販売となりましたが、特に子どもたちが楽しめる輪投げや射的、スマートボールなどのゲームや、バルーンアート、わらかざり販売などには長蛇の列も出来るなど、地域の交流拠点としてのにぎわいを創出するケアプラザの祝賀ムードを盛り上げていました。
イベント開始とともにスタートした「式典」の時間では、漆原順一港北区長や同イベントの実行委員長で樽町連合町内会の小泉亨会長、港北区社会福祉協議会(大豆戸町)の仲丸等事務局長や、同ケアプラザの運営法人「横浜共生会」(新吉田町)の村松紀美枝理事長、同ケアプラザの藤塚政敏所長があいさつ。
ケアプラザ職人たちによる手作りの「くす玉」を引いた直後には大きな拍手が沸き起こり、続けて地元・大曽根を中心に活動をおこなう和太鼓チーム「大曽根夢太鼓どどん鼓」が、華やかにオープニングを彩る迫力の演奏で、取り囲む人々を楽しませていました。
今回のイベントは、「ケアプラザが主導したものではなく、地域の人々からのお力添えで実現したもの。20年前は、介護や福祉といった言葉がまだまだ一般的でありませんでした」と村松理事長。
「地域ぐるみ」でのイベントが今回企画実施されたこと、また日頃から「地域」がケアプラザを盛り上げてくれていることへの感謝の言葉を熱く述べていました。
これまで「キララまつり」は、同ケアプラザの周年記念事業として10周年、15周年という「5年毎」のタイミングでおこなわれてきたといいます。
前回の15周年開催時(2017年)は、樽町の自治会町内会単位で出店、また雨天のため、ケアプラザ内で小規模開催になったとのこと。
小泉会長は、「今回は、地域で日々の活動をおこなう保健活動推進員といった役割を担う人々にお声かけをさせていただき、多くの出店をいただきくことができました」と、多くの模擬店で盛り上がったことを喜びます。
時折強い風が吹くハプニングがあったものの、多く来場者は、それぞれの体験、また販売コーナーで、思い思いの時間を「笑顔」で過ごしているかのようでした。
更なる「超少子高齢化」の時代の波の中、世代を超えての地域ケアプラザでの「交流」促進、また今回のイベントに見られる「新しい出会い」が、より一層の“地域力”の向上につながりそうです。
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・<2022年10月号>高田・樽町・新吉田・日吉本町・下田ケアプラザ情報~開所20周年「キララまつり」、ほんちょ音楽会他(2022年10月1日)※「キララまつり」告知を掲載
【参考リンク】
・開所20周年キララまつり開催のお知らせ(横浜市樽町地域ケアプラザ地域活動交流のブログ~アメーバブログ)