港北区でも見られる「皆既月食」、400年超ぶり「惑星食」に夜空を見上げる人々も

横浜日吉新聞

既(すで)に18時すぎから「部分食」(月の欠け始め)が始まり、19時16分ころからは「皆既食」が始まっています。

「部分食」を眺める家族連れの姿(11月8日19時ころ、日吉6丁目)

「部分食」を眺める家族連れの姿(11月8日19時ころ、日吉6丁目)

国立天文台(東京都三鷹市)の発表によると、きょう(2022年)11月8日(火)は、太陽と地球と月が一直線に並ぶときに見られるという「皆既月食」の日。

月食は、地球の影によって月全体が隠されることで起きるといい、同天文台によると、東京地方(都市)では、19時16分から皆既月食(皆既食)が始まり、食の最大は19時59分、食の終わりは20時42分、部分食の終わりは21時49分になる見込みとのこと。

今回は、月食の最中に、日本のほとんどの場所(小笠原諸島を除く)で月が天王星を隠す「天王星食」が起こるといい、朝から晩秋の穏やかな晴天となり、絶好の「天体観測」日和となっていることから、街中で多くの人々がカメラを構えて夜空を見上げていたほか、綱島東5丁目の鷹野橋人道橋から日吉6丁目付近の鶴見川・矢上川周辺には、約30人ほどの人々が訪れ、その瞬間を待ちわびる様子も見られていました。

少しずつ月が欠けていく様も幻想的(18時40分、港北区内)

少しずつ月が欠けていく様も幻想的(18時40分、港北区内)

同天文台によると、皆既食中に「惑星食」が起こるのはたいへん稀(まれ)なことだといい、日本で前回皆既食中に惑星食が起こったのは約442年前・1580年7月26日土星食、次回は約322年後の2344年7月26日土星食まで待たねばならず、貴重な「天体観測」のチャンスに恵まれたことに大きな歓声があがりそうです。

また、天王星は約「6等級」だといい、薄い青色に見え、非常に条件の良い空でも肉眼で見える限界の明るさとのことで、「双眼鏡や望遠鏡などを使って探してみるとよいでしょう。多くの地域では天王星の潜入時に月が皆既食中で暗いため、見つけやすいのではないでしょうか」(同天文台)。

天王星が潜入する時刻は20時40分、出現開始は21時22分になるとのこと。

なお、次回、日本全国で皆既月食が見られるのは、今から2年10カ月後の2025年9月8日になるとのことです。

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【参考リンク】

皆既月食・天王星食(2022年11月)(国立天文台)


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