2023年3月まで全4回の「港北地域学」講座、日吉や綱島、歴博で開催も | 横浜日吉新聞

横浜日吉新聞

今年度の「港北地域学」講座日吉や綱島をテーマにした回が設定され、現地見学ツアーも予定されています。

港北区の成り立ちや歴史などを学ぶ「港北地域学」講座(港北区主催)が来月(2021年)11月26日(土)から来年(2022年)3月2日(木)まで計4回の講座が企画され、第1回の受講者募集が始まりました。

11月26日(土)に開かれる第1回講座「横浜市歴史博物館で学ぶ『よこはま縁むすび講中』って何?」の案内チラシ(港北区区民活動支援センターの案内ページより)

今年度の第1回講座は、「横浜市歴史博物館で学ぶ『よこはま縁むすび講中』って何?」と題し、センター北駅から徒歩5分の「横浜市立歴史博物館」(都筑区中川中央1)で11月26日(土)の13時から16時まで行われます。

よこはま縁むすび講中」とは、かつて同じ港北区内だった旧港北4区(港北・緑・青葉・都筑)を対象に地域文化遺産を生かしたイベントなどを行っていく企画で、文化庁の補助金を活用しながら歴史博物館が2021年度から主導しています。

講座では、同博物館学芸員の橋口豊さんと羽毛田智幸さんが講師として、よこはま縁むすび講中の取り組みを通じた“旧港北区”の見どころを紹介するともに、一例として同博物館近くにある「大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡」の見学と解説も行われます。

歴史博物館近くにある「大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡」

参加希望者は港北区の申込フォームから11月18日(金)までに応募が必要で、50人の募集人数を超えた場合は抽選となります。

第2回は来年(2023年)1月16日(月)に「日吉台地下壕の歴史(仮題)」をテーマに日吉地区センターでの講座と「日吉台地下壕(ごう)」の見学を予定。

第3回は「子どものころの綱島について語ろう(仮題)」という志向で来年2月6日(月)に綱島地区センターで講座が行われるほか、翌週2月13日(月)には「新綱島駅周辺から綱島を歩く」と題して港北ボランティアガイドの会によるウォーキングツアーも行われる予定です。

2022年度「港北地域学」講座のラインナップと詳細(港北区区民活動支援センターの案内ページより)

最後となる第4回には3月2日(木)に「地域学とは?港北区の地域性って?」のテーマで港北公会堂で講座を企画。

地域学入門」 (2021年9月、ちくま新書)や「地域学をはじめよう」 (2020年12月、岩波ジュニア新書)などの著書がある東京都立大学人文社会学部教授の山下祐介さんを講師に招き、“地域学”とは何かの基礎を学べる機会となる予定です。

なお、第2回以降の参加申し込みは11月25日以降に順次行われます

【関連記事】

・【前年記事】今年も“港北地域学”講座、第1回は11/8(月)に「東急東横線」がテーマ(2021年10月14日)

【参考リンク】

令和4年度「港北地域学」講座の案内ページ(ページ中ほど、港北区、2022年11月26日~2023年3月2日実施)

11月26日(土)第1回講座「横浜市歴史博物館で学ぶ『よこはま縁むすび講中』って何?」(港北区、横浜市歴史博物館講堂で開催)

よこはま縁むすび講中(旧港北区の4区対象の歴史・文化企画、横浜市歴史博物館などが主導)


カテゴリ別記事一覧