まちの“素敵な”取り組み募集、港北区が「あなたのイイね」コンテスト | 横浜日吉新聞

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自分の住み通うまちを「より楽しくより良く」するチャレンジを、地域に発信してみませんか。

横浜市港北区福祉保健センター福祉保健課(大豆戸町、丹野久美課長)と港北区社会福祉協議会(同、加藤修会長)は、地域のつながりづくりの輪を広げることを目的とした「あなたのイイね!伝えよう~まちの素敵な取組コンテスト」を、きょう(2022年)10月3日(月)13時からおこないます。

来月11月30日(水)まで、日頃見聞きし、参加し、または自分でおこなっている、まちを「より楽しくより良く」ための取り組みについての作品のエントリーを受け付ける予定です。

今回エントリーできるのは、港北区内で活動をおこなう区内在住もしくは在勤・在学者。個人、法人、プロ、アマ問わず応募することができ、自薦と他薦どちらも可能となっています。

趣味や得意な事、仕事などを活かした、個人または団体の取り組みで、「あなたのまちを『より楽しく・より良くしようとする取り組み』であれば内容は問いません。日頃見聞きしたり、参加したり、または自分でおこなったりしている取り組みをご応募ください」と同課の担当者。

取り組みをおこなっている「人物」の写真1枚と、取り組みの写真2枚タイトル、その「楽しさ」や「魅力」などを伝える紹介文(300~400字)を作成し、横浜市の電子申請システム(応募フォーム)からエントリーするという参加方法となります。

第4期「ひっとプラン港北」(2021~2025年度版)に基づく活動として実施される予定(港北区サイトより)

第4期「ひっとプラン港北」(2021~2025年度版)に基づく活動として実施される予定(港北区サイトより)

タイトルには、港北区の地域福祉保健計画「ひっとプラン港北」の関連キーワードとして、理解・参加が「ひろがる」の「ひ」、人、活動が「つながる」の「つ」、支援の手が「とどく」の「と」のいずれかのキーワードを「×ひ」、「×つ」、「×と」と、末尾に入れることが必要です。

作品の審査は、「ひっとプラン港北」策定・推進会議の委員が担当し、最優秀賞優秀賞企業協賛賞(横浜F・マリノス、横浜グリッツ)や佳作2点を選出するとのこと。

結果は入賞者に通知し、来年(2023年)2月15日以降に区役所サイトに公表。

入賞作品を活用した地域活動の魅力PR用動画(15秒程度)を制作するほか、入賞した活動については広告媒体に掲載、写真や記事を冊子にまとめ区内に配架し、区サイトにも掲載される予定だといいます。

「作品」の応募ということももあり、商標の使用や著作権、肖像権や氏名の使用などについての細かな「注意事項」や「免責事項等」が定められているので、確認の上のエントリーが必要になりそうです。

30~40代からの地域参加に「期待感」

ヨーヨー社労士として地域で活躍するいいづかともよ(飯塚知世)さんの作品も事例の一つとして紹介(港北区提供)

ヨーヨー社労士として地域で活躍するいいづかともよ(飯塚知世)さんの作品も事例の一つとして紹介(港北区提供)

今回の企画を立ち上げるに際し、港北区と港北区社会福祉協議会は、特に「担い手」側としての今後の活動が期待される30代から40代の地域で活動している人々を、定期的にオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」でつなげる取り組みをおこなってきたといいます。

今回、「得意」を活かした応募事例として、地域で活躍する3人の「事例」も掲載されており、「地域活動に新たに参加してくれるケースが多いのは、30代から40代の皆さん。エントリーする際の参考にしてもらえれば」(同担当者)とのことです。

「何気ない」日常の風景、自ら日々おこなうことが、地域の大きな「輪」になる可能性を秘めた応募機会をぜひ活かし、新たな「つながり」が生まれるきっかけになるようにと祈るばかりです。

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【参考リンク】

あなたのイイね!伝えよう~まちの素敵な取組コンテスト(港北区福祉保健センター福祉保健課)※チラシの2枚目(PDFファイル)に7項目の「注意事項」や、11項目の「免責事項等」の詳細記入あり

あなたのイイね!伝えよう ~まちの素敵な取組コンテスト~ を実施します(港北区社会福祉協議会)


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