東横線に「座席指定」車両、2023年度以降に“Qシート”導入へ | 横浜日吉新聞

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通勤や通学が少しは快適になるのでしょうか。東急電鉄は大井町線と田園都市線間で運行している有料の座席指定サービスQ SEAT(Qシート)」を2023年度以降東横線でも導入する計画を発表しました。

大井町線の電車に1両だけ連結されている「Qシート」(2022年6月、田園都市線内)

Qシートは平日の夕方から夜間に大井町線の大井町駅から田園都市線の長津田駅間を運行する一部列車に2018年12月から1両(全45席)だけ連結されている座席指定の車両。1乗車あたり400円を別途支払うことで確実に着席することができます。

東横線では10両編成のうち2両をQシートとする計画だといい、Qシートとして運行する時は2人掛けの「クロスシート」となり、通常時は窓に背を向ける「ロングシート」に変えて運行する予定です。

2018年12月に始まった「Qシート」は大井町線や田園都市線で定着しつつある(2022年6月、田園都市線内)

すでに東横線では2017(平成29)年3月から土曜日や休日などに全車指定席観光列車「S-TRAIN(Sトレイン)」(みなとみらい線~横浜~渋谷~西武秩父)を運行しており、日吉や綱島など駅の自動券売機でも指定券が購入できるようになっています。

東急電鉄では東横線でのQシート導入について、運行開始時期や運行区間、料金などは「改めて、お知らせいたします」とのことです。

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<東急>日吉や綱島駅の自動券売機、観光列車「Sトレイン」指定券が購入可能に(2017年3月23日、すでに指定席車両は運行されている)

【参考リンク】

東横線におけるロング・クロス転換車両の導入について(Qシート導入について、東急電鉄)

「大井町線有料座席指定サービス Qシート」の案内(2023年度以降に東横線でもサービス開始予定)


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