<大曽根に誕生>スマホ相談サロンに参加してみませんか、“先生役”も募集中 | 横浜日吉新聞

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地域に新しく生まれた「サロン」で、スマホの“お困り事”を相談してみませんか。

今年(2022年)4月からスタートした「スマホのお困りごとに応じる~よろず相談サロン」は月1回開催されている(5月27日、大曽根会館)

今年(2022年)4月からスタートした「スマホのお困りごとに応じる~よろず相談サロン」は月1回開催されている(5月27日、大曽根会館)

大曽根地区社会福祉協議会(大曽根社協、高橋紀夫会長)は、今年(2022年)4月から月1回の「スマホのお困りごとに応じる~よろず相談サロン」をスタート。

毎月第4金曜日(6月は第3金曜の6月17日を予定)14時から16時まで大曽根会館(大曽根2)で開催しています。

スマートフォン(スマホ)の普及が高齢者も含み急速に進んでいるとみられる中、「それでもシニアにとってスマホは難しい、わからないところがあるのではないかと思い、まずはそういった“お困り事”を相談いただける“サロン”として立ち上げました」と語るのは、今回の企画の中心的な役割を担う民生委員の小林朝子さん

「参加者募集」の案内チラシを手に。民生委員の小倉さん(左)、小林さん(中)、大曽根地区のホームページ「ハートフル大曽根」担当の主任児童委員・飯塚隆子さんも企画の中心となりサロンを運営している

「参加者募集」の案内チラシを手に。民生委員の小倉さん(左)、小林さん(中)、大曽根地区のホームページ「ハートフル大曽根」担当の主任児童委員・飯塚隆子さんも企画の中心となりサロンを運営している

スマートフォンを扱う通信会社が主催するものとは異なる「使用者目線」での相談に対応していることも特色となっており、「初開催となった4月29日は祝日だったこともあり、参加者、先生側のボランティアのスタッフ双方の人数も多く盛り上がりました」と、25人もの地域の人々が集い地域コミュニティの場を創出できたことを喜びます。

5月27日の開催では総勢15人と前回よりは少なかったものの、「スマホ利用者にとっての“居場所”となるようなサロンを目指しています。繰り返しの参加も可能です」と、まずは“気軽に相談できる場所”が誕生したことを広く知ってもらえればと意気込みます。

「繰り返し」参加してもらうことでの“地域の居場所”としての役割も果たしていきたいという

「繰り返し」参加してもらうことでの“地域の居場所”としての役割も果たしていきたいという

小林さんとともに企画の中心を担う同じ民生委員として地域で活動をおこなう小倉多美子さんも、「今回のサロンを開設したことで、特にシニア層に“スマホの悩み相談をしたい”というニーズがあるということを感じています」と、まずは地域の人々にサロンを気軽に利用してもらいたいと語ります。

また、「特に若い人々に、地域での活動の場がこのようにあることを知ってもらい、ボランティアとしても参加してもらえたら」と、“多世代”をつなぐ場としてのサロンを、利用者側のみならず “先生”としてのボランティア(支援者=サポーター)も広く募集しているといいます。

会場は大曽根2丁目の「大曽根会館」。“先生役”の若手ボランティアも募集している

会場は大曽根2丁目の「大曽根会館」。“先生役”の若手ボランティアも募集している

前回は家族ぐるみのファミリー層の参加も見られたといい、小林さんや小倉さんは、同サロンへの幅広い年代層の参加や協力を広く呼び掛けています。

なお、同サロンへの参加時は電話(080-7737-8994、同社協)または民生委員メール、同サロン公式ラインのいずれかからの事前申込が必要

持ち物は自分自身のスマホ筆記具参加費は100円大曽根在住の方が対象となっています。

スマホ会社に拠らず、「サロン」としての“居場所”としての新しい地域コミュニティの場が誕生したことで、利用者側はもちろん、“教える側”としてのボランティアにとっても、地域内でのコミュニケーションの輪がより広がるチャンスの場として広く認知されていくことになりそうです。

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【参考リンク】

『よろず相談サロン』第1回目が開催されました(ハートフル大曽根)

第2回「よろず相談サロン」開催しました(同)


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