北綱島特別支援の「閉校騒動」を検証、6月5日(日)討論会をネット中継 | 横浜日吉新聞

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6年半にもわたる“閉校騒動”は一体何を残したのでしょうか。横浜市教育委員会によって突如発表された北綱島特別支援学校(綱島西5)の再編計画をめぐる一連の動きをテーマに同校保護者らが今月(2022年)6月5日(日)午後パネルディスカッションを企画し、オンラインで配信します。

綱島郵便局の至近にある「北綱島特別支援学校」

北綱島特別支援学校をめぐっては、市教委が2015(平成27)年9月校舎の狭あい化などを理由に閉校する方針を打ち出し、保護者らの反発で「期限付き分教室化」や「分校化」、さらには「本校と同等の分校化」などと方針をたびたび変更してきました。

2019(平成31)年4月には上菅田特別支援学校(保土ケ谷区)の「北綱島分校」とされましたが、昨年(2021年)8月の市長選挙では「本校化」を公約とした複数の候補から1氏が当選。今年(2022年)4月1日に「現在の市立肢体(したい)不自由特別支援学校6校は最低でも必要」などとの理由から「本校」に戻されています

同校の保護者らで結成した「北綱島特別支援学校を存続させる会」では、児童・生徒と保護者から見た6年半を振り返るパネルディスカッションを6月5日(日)の14時から16時に企画。今回のシンポジウム会場が狭く定員が限られるため、インターネットで生中継し、広く公開する考えです。

6月5日(日) の14時から開かれるオンラインパネルディスカッションの中継ページ(YouTube)

当日は、動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」でライブ配信するほか、オンラインセミナーサービス「Zoom (ズーム)ウェビナー」(要登録)でも視聴が可能となっています。

人口増加地域にある学校を閉校し、重度の障害を持つ児童・生徒保土ヶ谷区の学校へ“転校”を求めていた今回の計画。市教委にどんな考えがあり、閉校方針を付き付けられた保護者や児童・生徒はどう動いてきたのでしょうか。

【関連記事】

北綱島特別支援の保護者らがシンポ、閉校が突然告げられ「旭区へ転校を」(2022年6月8日、当日の様子)リンク追記

北綱島特別支援が「本校」復帰へ、閉校→分校→元通りと迷走続けた6年半(2022年2月16日)

北綱島特別支援学校は保土ケ谷・上菅田の「分校」に、“再編計画”は撤回せず(2018年2月21日)

【参考リンク】

北綱島特別支援学校を存続させる会(公式サイト)

・【YouTubeライブ】6月5日(日) 14:00~オンラインパネルディスカッション「北綱島特別支援学校 本校に戻ったけど・・・~6年半の閉校計画を検証する」中継ページ(YouTube)

・【Zoomウェビナー】6月5日(日) 14:00~オンラインパネルディスカッション「北綱島特別支援学校 本校に戻ったけど・・・~6年半の閉校計画を検証する」ライブ中継ページ(登録ページ)


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