今年(2022年)も3月と4月に市外から多くの転入があり、港北区の推計人口が初めて36万1000人台に達しました。
横浜市政策局がこのほど発表した5月1日現在の推計人口によると、横浜市全体で377万3214人(前年同月比6232人減)となり、このうち港北区は36万1077人(同1172人増)。世帯数は横浜市全体177万7482世帯、港北区は17万8652世帯でした。
港北区の人口は、昨年(2021年)5月1日時点の推計人口で36万人を超えたとされましたが、11月末に国勢調査の結果が公表されたのをうけて市が数値を修正。36万人を突破していたのは7月1日(36万119人)時点に変更されています。
その後も36万100人台を維持しましたが、10月1日には35万9846人に減り、以降も35万9000人台が続いていたため、36万人台に戻ったのは8カ月ぶりとなります。
港北区では今年も4月中に市外からの転入超過(市外からの転入者が市外への転出者を上回った数)が1270人、3月中も694人に達し、人口増に寄与しました。
なお、港北区では例年3月と4月に転入超過となった後、区外への転出超過や自然減(死亡数が出生数を上回った数)で人口が減少する月も多いため、36万人台を維持できるかどうかが鍵となりそうです。
一方、横浜市全体では前年の同時期と比べて人口が6232人減っており、増え続ける自然減を社会増(市外からの転入による増加)でカバーできなくなりつつあります。
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・港北区の人口は「36万人」を突破、横浜市外から春の転入超過が寄与(2021年5月14日)※その後、国勢調査結果を受けて数値が変わり、36万人を超えていたのは7月だった
・<行政区ランキング>港北区が全国トップ独走、横浜の区は人が多すぎる(2021年6月4日、全国の行政区で港北区が人口1位)
【参考リンク】
・横浜市の推計人口・世帯数(最新情報)