高田地区と師岡地区で「新会長」が誕生、これからの港北区の未来を担(にな)います。
横浜市港北区の13地区からなる「港北区連合町内会」(事務局:港北区地域振興課内、大豆戸町)は、新年度(令和4年度=2022年4月~2023年3月)としては最初となる月例の「定例会」(区連会)を、先週(2022年)4月22日(金)午後に港北区役所で開催。
区内の13地区ごとに組織されている各「連合町内会」の代表者が集うこの会合ですが、今年度は、新たに高田地区と師岡地区で新会長が就任しています。
高田地区で「高田町連合町内会」の新会長に就任した相沢一夫さんは、これまでも高田町内会で副会長を務め、今年度から会長に就任。
港北交通安全協会(大豆戸町)の副会長、高田や新吉田をエリアとする港北消防団第六分団の副分団長、そして高田学童保育運営委員会(高田町)の代表としても活躍するなど、地域で広く知られる存在です。
また、師岡地区の「師岡地区連合町内会」の新会長に就任した鈴木大成(ひろしげ)さんは、師岡南町内会の会長としても地域活動をおこなってきました。
横浜市内で最多を数える児童数となった市立師岡小学校(師岡町)に通う児童らの見守りにも力を入れているといいますが、特にシニアを見守る「民生委員」の担い手を増やしていきたいと感じているとのこと。
「地域ぐるみで防犯活動なども含めて見守りをおこなっていることをまずは知ってもらえたら」と、新たな地域参加を促(うなが)す活動にも力を入れていきたいと意気込みます。
なお、大倉山地区連合町会会長の秋本健一さん(太尾宮前町会)が2月に逝去、後任が正式に決定していないことから、大倉山地区からのこの日の「定例会」への出席はありませんでした。
港北区連合町内会の役員人事は、会長が「篠原地区連合自治会」の川島武俊さん、副会長が「新吉田あすなろ連合町内会」の関治美さん、会計が「日吉地区連合町内会」の小島清さん、監事が「大曽根自治連合会」の高橋静明さんの留任となり、変更はありません。
区連合町内会の事務局を置く区地域振興課には、新たに岸本弘之課長がこの4月から着任しています。
来月以降参加予定だという大倉山地区の新会長も含め、13地区がどのような1年間を過ごしていくことができるのか。
「新型コロナ禍」が長期化しているだけに、市も推し進めるICT(情報通信技術)の活用も含めた抜本的な組織や事業の改革もより必要となる“新年度キックオフ”を迎えています。
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・港北区13エリアのまちの代表が「初顔合わせ」、大倉山と新羽に新会長(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年4月27日)※昨年度の記事
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・“市内最大”港北区役所に5人の新リーダー、区政への想いや決意を披露(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年4月25日)※この日、公式での「初顔合わせ」となった港北区長や副区長、岸本弘之課長の紹介も
【参考リンク】
・港北区連合町内会は令和4(2022)年度の体制で活動を開始しました(港北区連合町内会公式サイト)※リンク追記、新会長の紹介など
・町内会・自治会マップ~港北区内13地区の町内会・自治会の紹介(同)※各地区のサイトへのリンクも