高田駅から下田町を経て日吉駅まで、草木や花を楽しみながら寺社と名所を歩きます。港北区と港北ボランティアガイドの会は、来月(2022年)5月14日(土)に「花と木のウォーキングツアー」の今年度第1回として「高田から新緑の古刹と緑道を巡る」を開きます。
今年度は来年(2023年)3月までに計5回行う計画の「花と木のウォーキング」シリーズで初回となる今回は、春から夏にかけての草木がもっとも活動的になる時期に高田駅から日吉駅にかけて、古刹や緑道を歩く全6キロの行程となっています。
当日は9時30分に地下鉄グリーンラインの高田駅に集合し、高田西4丁目の緑の多い古刹(こさつ)「塩谷寺(えんこくじ)」に向かい、さらに丘の上にある「高田天満宮」と「興禅寺」(いずれも高田町)を巡った後は、高田町から日吉本町1丁目まで続く「松の川緑道」を経由して下田町方面へ歩きます。
かつて農業用水路だった「松の川緑道」は、周囲の宅地開発などのために清流は埋め立てられましたが、完成当初の1998(平成10)年には66科281種の野生植物が観察されたとの記録もある自然豊かな小道です。
その後もあえて植生などにはあまり手を加えず、地元ボランティアの手によって今もていねいに清掃・手入れが行われています。
途中の下田町3丁目で“下田地蔵尊”と呼ばれる「真福寺」に立ち寄りながら、そんな緑道で、鮮やかな新緑や一斉に芽吹く道々の草木・花を味わいたいところです。
参加費は500円、来週4月25日(月)までに同ガイド公式サイトのフォームなどから事前申し込みが必要。定員は50人で応募者多数の場合は抽選になります。
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【参考リンク】
・2022年5月14日(土)開催「花と木のウォーキングツアー第1回~高田から新緑の古刹と緑道を巡る」(港北区、4月25日応募締切)