地元・日吉下田エリアでのボランティア活動を通じて、地域でのつながりの輪を広げてみませんか。
港北区下田町(サンヴァリエ日吉を除く)を活動エリアとする地域ボランティア団体「ボランティア下田」では、地域で「助け合い」、そして「支え合い」をおこなうことができる会員を募集しています。
下田町自治会や、日吉地区社会福祉協議会ボランティア連絡会にも所属している「ボランティア下田」の会員数は、現在、女性14人、男性2人の合計16人。
1995(平成7)年3月に創設されて以来、高齢者の見守りや話し相手、家具の移動やごみ出しといった家事の援助や病院・学校への付添い、港北区障害者地域活動ホームしもだ(下田町6)への協力や下田小学校(下田町4)での「車いす」体験指導やイベントへの参加・協力といった活動をおこなってきました。
新型コロナ禍前までは、慶應義塾大学の体育会学生らとともにおこなう桜スポーツフェスタへの参加や、夏の下田町納涼盆踊り大会といった大型イベントにも協力し参加してきましたが、「長引くコロナ禍で活動も制限されています」と、同会で2012(平成24)年から代表を務める加賀雅典(まさのり)さん。
港北区社会福祉協議会(大豆戸町)や地域ケアプラザなどからの依頼や紹介で活動をおこなうほか、最近では、下田地域ケアプラザ(下田町4)でおこなう認知症カフェ「下田メモリーカフェ」での支援活動もおこなっています。
この「下田メモリーカフェ」の活動について、加賀さんは、「認知症の方と、介護者や地域にお住まいの方、福祉の専門職の方など、“誰もが参加でき、集う場”を目指しています」と、楽しみながら交流し、情報交換をおこなう場所として、“誰しも”参加してもらいたいとの熱き想いを語ります。
先月(2022年)3月3日(木)には、下田地域ケアプラザで、福祉用具の専門相談員を招いての、「認知症VR体験会」として開催。
翌週の3月10日(木)には、「2021年全日本ヨーヨー選手権大会女性フリースタイル部門」(10月開催、一般社団法人日本ヨーヨー連盟)で2連覇を達成した社会保険労務士の飯塚知世さんを招へいしてのヨーヨーパフォーマンスや体験会もおこなうなど、より“地域に開かれた”新チャレンジを通じて、参加者もボランティアのメンバーも盛り上がっているかのようでした。
加賀さんは、「会を設立してから27年ほどが経過し、担い手の年齢もより高まってきています。学生の皆さん、社会人の皆さんはもちろん、子育て中や子育てが一段落した方や会社の退職が近づいた方など、ぜひ“地域活動の第一歩”として、当会にご入会いただけたら」と、より幅広い世代に向けての入会を呼び掛けます。
“地域活動”、そして、今の世の中で最も大切だともいえる“人と人との助け合い”の「きっかけづくり」としても活用してもらいたい(加賀さん)とのことです。
入会の問い合わせは、代表の加賀雅典さん(電話:045-564-9103)またはコーディネーターの勝又禎子さん(同:045-561-8675)まで。
【関連記事】
・<2022年4月号>下田・高田・樽町・新吉田・日吉本町ケアプラザ情報~HPリニューアル、「ふらっと高田」15年目で新体制に(2022年4月3日)※下田地域ケアプラザの広報で「下田メモリーカフェ」の参加者を募集している
・<2022年2月号>新吉田・日吉本町・下田・高田・樽町ケアプラザ情報~認知症を知ろう・支えよう月間「ヨーヨーパフォーマンス」他(2022年2月4日)
・2018年「桜スポーツフェスタ」は3/24(土)、開催支えるボランティアの想い(2018年3月14日)※コロナ禍以前の活動の状況と、代表を務める加賀さんの想いなど
【参考リンク】
・「ボランティア下田」募集案内チラシ(画像ファイル・2015年9月版、同会提供)
・地域活動交流・生活支援体制整備(横浜市下田地域ケアプラザ)