都内や横浜の“静かな行楽”に「ぐるっとパス」、100施設超で入場・割引 | 横浜日吉新聞

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この春の“静かな行楽&散策”にいかがでしょうか。東京都内を中心に横浜市内も含めた首都圏101カ所の美術館や博物館などの入場・割引がセットになった「東京・ミュージアム ぐるっとパス」の発売が今月(2022年)4月から始まっています。

「東京・ミュージアム ぐるっとパス2022」の案内チラシ(発表資料より)

発売から20年を迎えた「ぐるっとパス」は、1枚(2500円)を買えば最初の利用開始日から2カ月間にわたって複数の施設に入場できたり、割引が受けられたりする“共通パス”。例年4月から翌年1月まで販売され、3月末まで利用可能です。

“江戸開府400年”の記念事業として始まったこともあり、当初は都心部の施設のみが参加していましたが、2018年からは横浜市内の施設にも拡大し、現在は「そごう美術館」や「神奈川県立歴史博物館」、「横浜都市発展記念館」など5施設が対象となりました。

今回から「QRコード」付きの電子チケットも加わり、インターネット上で購入ができるようになったほか、「ぐるっとパス」に参加している101施設でも販売が行われています。

2022年の「ぐるっとパス」に参加している101施設、割引のみの施設もある(発表資料より)

企画展や特別展に入場する場合には、別途料金がかかることもありますが、1枚大人2500円という価格は3カ所以上の施設を訪れるなら割安なケースが多くなります。

たとえば、「大倉集古館」(港区、大人1000円)や「五島美術館」(世田谷区、大人1000円)、「長谷川町子美術館」(同、大人900円)、「ちひろ美術館・東京」(練馬区、大人1000円)、「葛西臨海水族園」(江戸川区、大人700円)、「上野動物園」(台東区、大人600円)、「そごう美術館(ドールハウスの世界展=4月16日~5月15日時)」(横浜駅東口、大人1200円)などの入場料を考えると、購入を検討する価値はありそうです。

なお、東京メトロと東京都交通局では、それぞれ1日フリー券(2枚)と「ぐるっとパス」をセットにした販売も行っています。

【関連記事】

「横浜の鉄道150年」を網羅、歴史博物館や都市発展記念館で特別展(新横浜新聞~しんよこ新聞、2022年3月23日、「都市発展記念館」はぐるっとパスの対象施設)

【参考リンク】

「東京・ミュージアム ぐるっとパス2022」の案内サイト(2022年4月1日~2023年1月31日販売、公益財団法人東京都歴史文化財団)

2022年度版「メトロ&ぐるっとパス」を発売します(東京メトロ、1日フリー券2枚とのセット販売)

「都営deぐるっとパス」を発売します(東京都交通局、1日フリー券2枚とのセット販売)


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