箕輪町の高架下の「遊び場」が、元の場所で復活オープンすることになりました。
東急新横浜線(相鉄・東急直通線、2023年3月開業予定)の建設工事にともない、箕輪町3丁目の綱島側の線路脇に仮移転していた「箕輪町町内会こどもの遊び場」が、元あった東京綜合写真専門学校(箕輪町2)やアスクみのわ保育園(同)前の鉄道高架下に復活。
来月(2022年)4月1日(木)から再び運用開始されることになりました。
元々は東急東横線の高架下を活用し、箕輪町町内会が「子どもの遊び場」として管理・運用していましたが、新線が通る「綱島トンネル」(箕輪町3丁目付近~新綱島駅、1100メートル)の掘削などの工事にともない、約400メートルほど線路沿いに離れた場所に2014(平成26)年度から移設していました。
先週3月25日(金)におこなわれた工事の完了検査には、管理・運営をおこなう同町内会の小島清会長や小泉義行副会長、工事を担当した東急電鉄株式会社やJRTT鉄道・運輸機構、横浜市港北区役所の担当者らが来訪。
手続き面なども含めた確認事項を一つひとつチェックしていました。
この高架下に復活する“広場”の正式名称は「箕輪町町内会高架下子どもの遊び場」。
「遊び場」のスペース用地については、東急電鉄が所有する高架下の土地を、市が貸借契約を結び、管理・運用は箕輪町町内会が実施。
「遊び場」のスペースは、小さな遊具を配置した階段上のエリアと、遊具を置かない“広場”としての利用を想定した階段下のエリアをあわせて約580平方メートルの広さを確保しています。
また、道路をはさんで反対側の約240平方メートルのスペースには、同町内会の防災倉庫を設置し使用する予定とのこと。
同町内会では「多目的に開放する“公園”とは異なり、開場は平日と土曜日の9時から17時まで、日曜日と祝日は閉場となります」(小泉副会長)としています。
また、飲食や飲酒、喫煙、火を使う行為や炊き出し、自転車やバイク、スケートボード類の乗り入れや、ボール遊び(バット、ラケット、クラブなどの道具使用)の禁止やペット持ち込み、迷惑行為や集会、イベント、催事などの開催も禁止するとしています。
町内会主催の盆踊り大会などの「大型イベント」開催時には、駐輪場使用といった別用途での活用も検討するとのこと。
管理運営を担当する同町内会の飯山清志理事は、「早くも、近隣の保育園などからの利用したいという声も多くいただいています。ルールやマナーを守って、身近な“遊び場”として利用してもられば」と、“決まりごと”を遵守(じゅんしゅ)しての利用を呼び掛けています。
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【参考リンク】
・街づくり委員会(横浜市港北区箕輪町HP委員会)