図書取次所「日吉の本だな」、地域の歴史に関する書籍や写真などを企画展示 | 横浜日吉新聞

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日吉周辺の歴史に関する書籍がその場で借りられるほか、懐かしい写真類の展示も行われています。

日吉駅前の協生館1階にオープンした市立図書館の図書取次所「日吉の本だな」

今年(2022年)1月19日に慶應日吉キャンパス内の協生館にオープンした横浜市立図書館の図書取次所「日吉の本だな」では、「もっと知りたい!日吉のこと・横浜のこと」と題した企画展示を3月18日から始めています。

「日吉の本だな」はインターネットなどで予約した市立図書館の図書を受け取ったり、返却したりするための施設ですが、図書に関する企画展示も定期的に行っており、展示している図書類はその場で借りることも可能です。

地域に関する図書類だけでなく、日吉駅周辺の古い写真も展示中

これまで行われていた児童書の企画展示に続き、第二弾となる今回は「地域」をテーマに日吉や横浜に関する歴史・地理に関する図書を集めて展示しているほか、関連展示として日吉の歴史に関する写真パネルを作成。

東横線が開業して間もない頃、現在とまったく異なる風景が広がっていた日吉駅前などを撮影した古い白黒写真など13枚を揃えたことに加え、モニターでは日吉・綱島に関連する「港北映像ライブラリ」の映像も流しています。

普段はなかなか出会えないような港北区の地域史に関する書籍類も(港北図書館提供)

今回の企画展示は4月26日(火)まで行われる予定。図書の受け取りや返却時だけでなく、展示物を見学するだけでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「日吉の本だな」は、地下鉄グリーンラインの1番出入口を出てすぐ、協生館1階の出入口に近い位置にあり、平日は10時から20時土・休日は10時から18時まで開館しています。

なお、同施設で図書館カードの新規登録はできないため、新規で登録する場合は、月に数回行われる出張登録会時に訪れる必要があります。次回の登録会は3月30日(水)10時から12時に行われる予定です。(※2022年3月30日追記:出張登録会の以降の実施は未定、回数も少なくなる見込みとのことで、なるべくカード作成が可能な図書館またははまかぜ号=南日吉綱島東など=での登録をご利用くださいとのことです)

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【参考リンク】

日吉図書取次所(愛称:日吉の本だな)の案内ページ(港北区)


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