綱島・鶴見川河川敷の「菜の花」が本格開花、満開は3月末、4月上旬まで見頃か

横浜日吉新聞

綱島の鶴見川に春到来――菜の花優しい黄色に花開き、河川敷新たな自然の息吹と輝きを与えています。

「3月からぽつぽつ。本格的に咲きだしたのは3月10日過ぎ、中旬に入ってから。花盛りは3月下旬から4月上旬までだろうと思います」と岸由二さん(3月19日)

「3月からぽつぽつ。本格的に咲きだしたのは3月10日過ぎ、中旬に入ってから。花盛りは3月下旬から4月上旬までだろうと思います」と岸由二さん(3月19日)

大綱橋に近い鶴見川の河川敷にある「菜の花畑」こと、ビオトープ(生きものの暮らす場所)では、今月(2022年)3月初めころに開花、3月10日過ぎころから本格的に花が開きはじめたという「菜の花」が見ごろを迎えます。

今年の菜の花の開花について「例年よりすこし遅めかもしれません」と語るのは、鶴見川の流域を活動の場とし、「流域思考」(川の流域単位で解決を図っていこうという考え方)で自然保護や川と親しむ活動を行っているNPO法人「鶴見川流域ネットワーキング」(TRネット、事務局:綱島西2)の代表理事で、慶應義塾大学名誉教授の岸由二(ゆうじ)さん

このビオトープは横浜市港北区が占用、綱島地区連合自治会とNPO法人鶴見川流域ネットワーキングが共同で管理。木枠で区切られたエリアごとに各自治会町内会「菜の花いっぱい咲かそう実行委員会」の名を掲出している(3月19日)

このビオトープは横浜市港北区が占用、綱島地区連合自治会とNPO法人鶴見川流域ネットワーキングが共同で管理。木枠で区切られたエリアごとに各自治会町内会「菜の花いっぱい咲かそう実行委員会」の名を掲出している(3月19日)

満開までは時間がかかり、徐々ににぎやかになってくるかと思います。3月末まで(3月下旬)のうちに満開となり、見ごろは4月上旬までだろうと予測しています」と、岸さんは、早くも “花見散歩”で通りかかる人々の姿も目立つ河川敷の“花盛り”について予測します。

「菜の花畑」があるビオトープでは、国(国土交通省)が管理する鶴見川の河川敷の一部を横浜市港北区が占用し、綱島地区連合自治会と、同NPOが共同で管理をおこなうことでの自然環境保全や河川愛護、地域活性化や環境教育・学習につなげるといった活動を実施。

菜の花を見に立ち寄る親子連れの姿も(3月19日)

菜の花を見に立ち寄る親子連れの姿も(3月19日)

2008(平成20)年からスタートしたというこの活動を評価され、同連合自治会は、先月(2月)に、鶴見川に関わる1都1県・4市、国土交通省関東地方整備局で組織した「鶴見川流域水協議会」(事務局:国交省京浜河川事務所)から初めて表彰されています。

「この冬がひときわ寒かったこともあるのか、まだ“美しく咲き誇っている”とはいえない状況です。菜の花は4月上旬までは咲いているのでは」と、同連合自治会の佐藤誠三会長も見ごろの時期を予測。

周辺エリアや鶴見川河川敷への“ぶらり立ち寄り来訪”を呼び掛けています。

【関連記事】

国全体で進む「流域治水」、先進的な鶴見川の未来を語るシンポジウム(2022年2月7日)※綱島地区連合自治会は、表彰の対象7団体のうちの1つとして、同シンポジウム第一部のプログラム内で表彰された

春を感じ目も心も癒される「綱島の河川敷」、黄色い菜の花が満開に(2020年3月16日)

<コラム流域思考>春爛漫の綱島・鶴見川~憩いの場となった川辺は地域の誇り(2017年4月1日)※岸由二さん執筆のコラム(第1回)

【参考リンク】

鶴見川流域水循環系健全化貢献者表彰(国土交通省京浜河川事務所)※2021(令和3)年度の受賞団体をPDFファイルや写真で紹介している

鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)の公式サイト

綱島地区連合自治会公式サイト

鶴見川河川敷の「菜の花畑」の位置(グーグルマップ)


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