※開催中止※3月11日に「綱島温泉」の歴史を学ぶ講座、2日後に現地ガイドツアーも

横浜日吉新聞

綱島温泉の誕生から戦時中までの歴史を振り返ります。来月(2022年)3月11日(金)に開かれる「港北地域学」の第4回講座「東京大空襲と綱島温泉」と、3月13日(日)の現地ツアーへの参加者をあす2月25日(金)まで募集中です。まん延防止等重点措置期間の延長を踏まえて「中止」となりました。後日、講演の映像配信のみ行われます(2021年3月10日追記)

東京目蒲池上電車(現東急電鉄)による戦前の綱島温泉案内パンフレット、電鉄直営温泉(綱島東)や30の旅館紹介も(2010年「G空間EXPO」展示より)

港北区の歴史を学ぶ全4回講座で最終回となる今回のテーマは「綱島温泉」。現在も樽町2丁目の大綱橋たもとに「ラヂウム霊泉(温泉)湧出記念碑(綱島温泉碑)」が残るように、大正期に樽町初めての温泉旅館が設けられ、綱島東や西へ広がって温泉街が形作られた綱島温泉。

昭和10年ごろには綱島西・東、樽町を合わせて40以上の旅館が立ち並ぶ首都圏でも著名な温泉街として発展するまでには、どのような経緯があったのでしょうか。

今回の講座では、綱島温泉の歴史を研究してきた横浜都市発展記念館の吉田律人さん(日本近現代史研究者)を講師に招き、温泉街の誕生から空襲までの経緯をたどる内容となっています。

「港北地域学」講座の第4回、3月11日(金)開催「東京大空襲と綱島温泉」と13日(日)午前のオプショナルツアーの案内チラシ(区の案内ページより)

特に今講座では1945(昭和20)年3月の東京大空襲までの歴史に焦点を当て、栄華を誇った綱島温泉の灯が一度は消えるまでに追い込むことになった第二次世界大戦(太平洋戦争)の動向にも注視しながら、温泉街の歴史を解き明かします。

80年近く前の戦時中と同様に現在は“休止状態”にある綱島温泉。新綱島駅の開業にともなう再開発を機に「温泉復活」への期待が高まるなか、約100年におよぶ綱島温泉の歴史を振り返ってみませんか。

3月11日(金)の13時30分から15時30分まで港北区役所4階の会議室で行われる講座に加え、2日後となる13日(日)午前には温泉街の痕跡を求めて綱島周辺を歩くウォーキングツアーも予定されています。

参加希望者は区の申込フォームから2月25日(金)までに応募が必要で、講座・ツアーの募集人数は20人。応募者が多数の場合は抽選となりますが、希望者は1カ月程度後に講座の録画映像を見ることができるようにするとのことです。

【関連記事】

<港北地域学>綱島温泉の始祖「樽町」はなぜ温泉街が発展しなかったのか(2022年3月17日、無観客講演当日の概要)リンク追記

<開港資料館>綱島温泉を発見したのは誰か、戦前までを振り返る研究を発表(2018年3月19日、吉田氏による4年前の講演)

綱島温泉の名残を求め歴史散策、開港資料館のツアーに定員の4倍が応募(2018年4月9日、横浜開港資料館による当時のツアー)

<樽町で初講演>綱島温泉碑、制作者は「綱島の左官」と「大豆戸町の石材店」(2019年3月11日、綱島温泉の石碑について)

【参考リンク】

令和3年度「港北地域学」講座~第4回「東京大空襲と綱島温泉」とオプショナルツアーの案内と申し込み(2022年3月11日・13日開催、港北区、※2月25日締め切り)


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