日吉駅前のプランターが「冬の彩り」に、植え替え・増設作業に激励も | 横浜日吉新聞

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日吉中央通りのプランター冬仕様にリニューアル。メンバー約10人が集い、花の植え替えや増設作業をおこないました。

日吉中央通りのプランター増設と花の植え替えをおこなった「日吉グリーンアクション」の皆さん(12月11日10時頃)

日吉中央通りのプランター増設と花の植え替えをおこなった「日吉グリーンアクション」の皆さん(12月11日10時頃)

日吉駅西口エリアで3カ年の地域緑化計画を実現する活動をおこなう「日吉西地区緑化計画~あつまれ日吉の森プロジェクト」は、先週(2021年)12月11日(土)10時から、日吉中央通り(日吉本町1)に設置されているプランターの花の植え替えや、プランターの増設、新たに届いたオリーブの木の設置作業を実施。

今年5月7日の初設置以降、同通りなどに設置されたプランターの花に「冬」らしい彩りを与える花を植えたほか、ドイツメーカー・プレイモービル社製のプランター「レチューザ」を追加で4基設置するなど、日吉駅前エリアでは初となる「花と緑のまちづくり」の新たな段階としての進化を遂げています。

日吉中央通りだけで長方形プランターは35基にまで増やすことができた

日吉中央通りだけで長方形プランターは35基にまで増やすことができた

今回の植え替えでは、ラベンダーを70株、ビオラを93株、タイムを35株、アッサムを62株購入し、日吉中央通りだけで35基にもなった長方形の花苗プランターに、今回のプロジェクトを担う団体「日吉グリーンアクション」の約10人が作業分担しながら植える作業を、約3時間半にもわたりおこなっていました。

「日吉グリーンアクション」の委員長にこの8月から就任した日吉中央通り会の塚原万実さんは、これまでの約7カ月間を振り返って「8月頃、夏の水やりがとても大変でした。今回の苗の選定については、アクセントとなる『フレンチラベンダー』をはじめ、長く楽しんでいただけるものを選びました」と語ります。

作業は力仕事を伴うものも多い。参加している世代が幅広いのが「日吉グリーンアクション」のメンバーの特徴

作業は力仕事を伴うものも多い。参加している世代が幅広いのが「日吉グリーンアクション」のメンバーの特徴

副委員長で日吉中央通り会会長に今年春から就任した内田敏夫さん(有限会社ACT代表、日吉本町1)は、「緑に触れるとすがすがしく心が洗われる思いです」と、時間も労力もかかる作業の中であっても、予定通り、またそれ以上に“順調”に進んできたプロジェクトの状況について笑顔で応えていました。

自治会町内会側の代表として副委員長の役を担(にな)う小野寛子さんは、「現在、プランターは日吉中央通りの長方形プランター35基、正方形のオリーブの木2基、メイルロードのオリーブの木が6基、普通部通りのオリーブの木が6基、長方形のプランターが6基と、合計で55基にまで増えました」と、今回までに増えてきた初年度の状況について説明します。

地元・二宮花園が今回の苗や木々の納入に協力。作業を激励する親子の姿も見られた

地元・二宮花園が今回の苗や木々の納入に協力。作業を激励する親子の姿も見られた

この日も和気あいあいと、またチームワーク良く作業にあたる一人ひとりのメンバーの活躍を称え、「一人ひとりの“頑張り”があり、ここまで進捗することができました」と、参加・協力してきた人々への感謝の想いを熱く語っていました。

今回の花苗やオリーブの木の納入は、日吉駅前に3店舗を構える二宮花園(日吉本町1)が担当し、地元業者の活躍が“輝かしく”見えるシーンも。

クリスマス装飾は協賛企業などからの支援でおこなっているという

クリスマス装飾は協賛企業などからの支援でおこなっているという

現場を通りかかった綱島在住の親子も、「こういった試みをされていることは本当に素晴らしい。子どもが花や緑が好きなので、大変喜んでいます」と、作業中のメンバーたちを笑顔で激励していました。

プランターやオリーブの木には、企業などからの協賛金などにより「クリスマス仕様」の装飾を施しており、より季節感あふれる花と緑の演出も、これから日吉の街で期待することができそうです。

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【参考リンク】

日吉グリーンアクション公式サイト ※2021年10月新規公開


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