日吉駅アートコンテスト表彰で“感動”再び、駅長9人がサプライズ登場 | 横浜日吉新聞

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日吉駅コンコース「駅長」がずらり登場の“サプライズ”演出が今年もおこなわれました。

今年もおこなわれた「日吉アートコンテスト」横浜市営地下鉄日吉駅賞の表彰式で(12月4日)

今年もおこなわれた「日吉アートコンテスト」横浜市営地下鉄日吉駅賞の表彰式で(12月4日)

今年秋の(2021年)9月から10月にかけて作品を募集、11月3日から28日まで展示をおこなった「第2回アートコンテスト」(日吉普通部通り会主催)。

先週(2021年)12月4日午後、協賛先として同コンテストの開催に協力してきた横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅(日吉2)で、「日吉駅長賞」の表彰式が開催されました。

「いつもの」地下鉄通路が、表彰の場に(日吉駅)

「いつもの」地下鉄通路が、表彰の場に(日吉駅)

昨年に引き続きおこなわれた“サプライズ演出”として、駅務管理所の大谷明弘所長今野(いまの)滋晴副所長、日吉駅からは最遠となる湘南台(藤沢市)、戸塚(戸塚区)、上大岡(港南区)、関内(中区)や横浜(西区)、あざみ野(青葉区)、センター北(都筑区)、新横浜、そして日吉に至る9管区の駅長、横浜と新横浜の副駅長日吉駅の駅員らが登場。

「大人の部」最優秀賞を受賞した溝上さんは日吉で働いているという

「大人の部」最優秀賞を受賞した溝上さんは日吉で働いているという

中学生までの「子どもの部」と、高校生以上の「大人の部」最優秀賞の受賞者と、特別賞の受賞者が来訪し、表彰状賞品のみなとぶらりペアチケットとノベルティグッズが手渡されていました。

職場が近くにあるので、応募しました」と、優しくあたたかな筆致の水彩画で描いた作品『おでかけはグリーンライン』のエントリー理由を語る「大人の部」最優秀賞の溝上桂子さんは、川崎市中原区在住。娘の千晶さんと一緒に応募し、自身の作品が今回の入賞に至ったと明かします。

「子どもの部」最優秀賞の山口さんと西郷日吉管区駅長。西郷駅長は一つひとつの応募作品に込められた想いへの感謝を語っていた

「子どもの部」最優秀賞の山口さんと西郷日吉管区駅長。西郷駅長は一つひとつの応募作品に込められた想いへの感謝を語っていた

「子どもの部」最優秀賞の山口浬(かいり)さんは、日吉在住の小学生。『日吉の街とともに これまでも、これからも』と名付けた路線図100周年を祝うロゴマークの上を走り抜けるグリーンラインの車両を颯爽(さっそう)と、また「100年おめでとう」とのお祝いの言葉をカラフルに描いていました。

「特別賞」を受賞した日吉在住の大倉美津枝さんは、昨年の最優秀賞の受賞者。『ほのかちゃんとほのかちゃんのお気に入り』と名付けた作品には、「子の幼稚園帰りに立ち寄った日吉本町駅(日吉本町5)を描きました。大好きな駅員さんとの交流を作品に収めました」と、敬礼する“ほのかちゃん”と、駅員2人の写真を手にするわが子の姿と日吉本町駅を独特の筆致で描いています。

昨年の最優秀賞を受賞した大倉さんは「特別賞」を受賞。駅員とのふれあいを作品に描いたという

昨年の最優秀賞を受賞した大倉さんは「特別賞」を受賞。駅員とのふれあいを作品に描いたという

日吉管区駅長の西郷睦さんは、「市営交通は今年100周年の記念の年。また地下鉄が伊勢佐木長者町と上大岡駅が結ばれたブルーラインの第一次開業から来年(2022)年で50周年。こういった節目の年に車両や駅舎、職員とのふれあいを素晴らしい作品に描いていただいた」と、エントリーされた作品への感謝の想いを語ります。

大谷所長も、「グリーンラインは、2008(平成20)年3月の開業から13年、まだ『13歳』と若い鉄道。日吉の街のためにこれからも貢献していきたい」と、市営地下鉄がこれからも地域に根差し貢献していくことへの決意を述べていました。

日吉駅の駅員が受賞作品を選出。司会進行も務めた

日吉駅の駅員が受賞作品を選出。司会進行も務めた

日吉の街中での作品の展示はすでに終えていますが、受賞作品も含めた全応募作品をイベントのサイト内から閲覧できることもあり、入賞の感激や余韻もこれまでにはない「シェア」の概念で共有することができそうです。

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※締切延長※東急バスも初協賛で盛り上がる、2人の日吉駅長が語る「アートコンテスト」の魅力(2021年9月21日)

【参考リンク】

「​教えて!日吉のすきなとこ」普通部通りで出会う GoodArt &GoodHiyoshi(日吉普通部通り会)※受賞作品、全作品を「instaglamアートギャラリー」に掲載中


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