樽町2丁目の綱島街道沿いにある市有地が3年ぶりに貸付の公募を行っています。この120平方メートルほどの土地は、将来的な綱島街道の拡幅用に横浜市道路局が確保しているもので、来年(2022年)4月から3年間にわたって自動車の駐車場限定で貸し付ける予定とし、来月(2021年)12月1日まで公募を行っています。
この土地は、綱島街道の「菖蒲(しょうぶ)園前交差点」の至近に位置。将来的に綱島街道を拡幅する際に使用するため市道路局が所有しており、2019(平成31)年2月にも同年4月から3年間の貸付に対し一般競争入札を実施。コイン駐車場運営事業者など6社が入札した結果、月額13万8500円を提示した企業が落札し、現在は自動車5台分のコイン駐車場として運営中です。
今回の一般競争入札は、4月1日から2025年3月末までの3年間の貸付を対象に実施し、駐車場としてのみ使用が可能で、最低入札価格は5万4955円。
貸付期間は3年間ですが、「横浜市が支障なしと判断した場合に限り、1回のみ更新することができます」とし、一方で「道路に関する工事等のためやむを得ない必要が生じた場合には、貸付期間内であっても契約を解除する場合があります」とのこと。
大綱橋の樽町側は、樽町交差点付近まで綱島街道は4車線分が確保されているものの、菖蒲園前交差点付近は2車線のまま。将来の拡幅を想定し、同土地の隣接地も駐車場として使われ、近くには別の未利用市有地も残っています。
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【参考リンク】
・道路事業予定地の公募貸付(横浜市道路局)