火事が増加する冬時期に備え、「地域ぐるみ」での火災予防を呼び掛けます。
港北消防署(大豆戸町)と港北火災予防協会、港北消防団(いずれも事務局=消防署内)は、「第2回防火ポスターコンクール」の受賞作品を発表。
最優秀作品となる「港北火災予防協会」の会長賞作品(日吉南小学校=日吉本町4=の川本さんが受賞)をポスター化し、区内での配布や掲示をスタートしています。
今回受賞作品として選ばれたのは、同会長賞のほか、港北消防団長賞と港北消防署長賞の小学生以下によるイラスト、またはぬりえ(ぬりえは未就学児のみ)の13作品。
応募作品は、1回目の開催となる前年(2020年)の5倍近い587作品にまで増加、「力作ぞろいで選ぶのが大変でした」と、同火災予防協会の吉山昌秀会長(山和石油株式会社社長=日吉3)。
A2・B3サイズのポスターは各700枚、A4サイズの啓発チラシは2000枚印刷され、区内の消防出張所や消防団の器具置場、自治会町内会や小学校・幼稚園や保育園、各商店街や公共施設などに配布。区内を走る東急バス車両にも掲示されるとのことです。
「オンライン」でクイズ企画や写真コンテストも
例年、リアルで開催されてきた、港北消防署や港北火災予防協会、港北消防団が主催する「わくわく消防フェスタ」。
新型コロナ禍の影響を受けた昨年度(2020年度)と同様、「港北わくわく消防フェスタon-line(オンライン)」として、今年もインターネット上での公開形式での開催となりました。
開催期間はきょう(2021年)11月9日(火)から、来月12月24日(金)までとなっており、制作された消防や防災に関する動画を見て応募できる「わくわくフェスタクイズ」を実施。
期間中エントリーできる、港北区内の「消防」や「防災」をテーマに写真を募集する「フォトコンテスト」もおこなわれる予定です。
特に「フォトコンテスト」は初めての企画で、港北エリアの防火防災PRを目的としており、「港北区内で撮影した消防に関する写真(撮影期間指定なし・過去に撮影した作品可)をご応募いただけます。消防車や消防署、町中の消防や防災に関するものを撮影し、お送りください」と同消防署で広報を担当する予防係長の千葉陽(あきら)さん。
最優秀作品は1点、優秀作品は4点を予定しており、受賞者には賞状と記念品を贈呈。Eメール(作品のサイズは5MBまで)、または持ち込み(DVDーRまたはCDーR)で応募することが可能です。
応募点数は1人1点までとなっており、「こうほく梅の写真コンテスト」(港北観光協会主催)の審査員としても知られる有賀由一氏(日本写真作家協会会員・写真家)を審査委員長に迎え、主催者が審査をおこなうとのことです。
入賞作品の発表は、来年(2022年)2月に入賞者へ直接連絡する方法でまずはおこなわれ、受賞作品は港北区役所などに展示する計画で、イベント終了後もその余韻を感じ、また応募した一人ひとりが「防火」意識を高めることにつながりることが期待できそうです。
【2021年11月10日追記】
【関連記事】
・「夏休み」に火災予防のアイデアを、港北消防が“好評”ポスターコンクール(2021年6月16日)
・子どもたちの“声”で火災予防を、港北消防が菊名小で「アナウンス録音」(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年10月29日)
・ふるさと港北まつり&ヨコアリくんまつり、11/13(土)にメイン企画を生配信(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年11月9日)※港北消防署、港北消防団も参加
【参考リンク】
・第2回「防火ポスターコンクール」結果(港北消防署のサイト)※受賞作品の紹介など
・港北消防署わくわくフェスタonline開催!(同)※リンク追記