今週末、渋谷駅や目黒駅で「山手線」へ乗り換えるのは避けたほうが良さそうです。JR東日本はあす(2021年)10月23日(土)と24日(日)の2日間、山手線の「池袋→新宿→渋谷→恵比寿→目黒→大崎」の区間で「内回り線」を終日運休します。運休区間以外も大幅に本数を減らし、「外回り線」も本数減での運転になるといいます。
今回の運休は、山手線の渋谷駅(内回り線)ホームを拡幅工事を行うためで、2015(平成27)年から行われている渋谷駅改良の一環。一連の工事では過去最長の運休となります。
両日は池袋から新宿、渋谷を経て大崎へ向かう「内回り線」が終日運休となり、大崎から先、品川や東京方面も大幅に本数を削減。「外回り線」も本数を減らすといいます。
一方、埼京線(大崎~恵比寿~渋谷~池袋~赤羽方面)と湘南新宿ライン(同)は通常通りの運転となっており、埼京線で増発されるほか、品川と新宿間は貨物線を使って臨時列車(恵比寿・渋谷に停車)を運転するするとのことです。
今週末は渋谷駅や目黒駅から山手線で品川方面へは行けなくなるため、東横線や目黒線から東京メトロ・都営地下鉄で都心部へアクセスする形が良さそうです。
なお、該当区間(池袋~新宿~渋谷~恵比寿~目黒~大崎)を含むJR定期券を持っている場合は、振替輸送として東京メトロや都営地下鉄などの利用が可能とのことです。
悪天候の場合は11月20日(土)と21日(日)に工事を延期する場合があるとしています。
【関連記事】
・東横線利用者は便利になる渋谷駅大工事、銀座線や埼京線がホーム移動で運休も(2018年4月13日、長年にわたって工事を進めている)
【参考リンク】
・10月23日(土)・24日(日)「山手線 池袋→渋谷→大崎 終日運休」についての特設ページ(JR東日本)