新綱島駅と直結「民間ビル」はシニア住宅とテナント、区文センターに接続 | 横浜日吉新聞

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新綱島駅の地上部に建てられているもう1つの民間ビルは、4階から12階を「シニア住宅」、下層階は「生活利便施設」とし、隣接する29階建て再開発ビル(ドレッセタワー)の「港北区区民文化センター」などが入る5階建ての「North(北)棟(仮称)」と立体接続する計画です。

12階建ての民間ビルは29階建て再開発ビル(ドレッセタワー)の隣に建てられる(東急不動産などの発表資料より)

シニア住宅を運営する東急不動産株式会社(東京都渋谷区)と、株式会社東急イーライフデザイン(同)が共同で発表したもので、地上12階・地下1階建てで建築されている民間ビルのうち、両社が4階から12階のフロアを借りて全104室を設け、シニア住宅(住宅型有料老人ホーム)「グランクレール綱島」として2023年秋にオープンする計画としています。

この12階建て民間ビルが建てられているのは、かつて温泉旅館「新水」だった2000平方メートル超の敷地で、旅館閉業後は2018(平成30)年4月まで立体駐車場「新水パーキングセンター」として営業し、今年1月に「(仮称)新水ビル」(高さ44.9メートル)を着工。2023年5月末に完成予定という建築計画を現地に告知していました。

12階建て民間ビルの建設イメージ、隣の再開発ビルの「North棟(仮称)」とデッキで接続する計画(東急不動産などの発表資料より)

東急不動産などの発表によると、同ビルは地下に設けられる東急新横浜線(相鉄・東急直通線)の新綱島駅に直結し、ビルの2階部分では、隣で建設中の29階建て再開発ビル(ドレッセタワー)のうち5階建ての「North(北)棟(仮称)」とデッキで接続。同棟の4階・5階に設けられる区民文化センターとも行き来できるようにするといいます。

また、関係者によると同ビルの下層階は「生活利便施設」という位置づけのテナントとして活用し、隣接する「North(北)棟」の商業施設と接続することで、駅利用者の買物環境や生活サービスの提供を行う見通し。

12階建て民間ビルの建設予定地(写真左側)、写真奥では29階建て再開発ビルが建てられている。写真手前は綱島街道

東急不動産グループが運営するシニア向け住宅「グランクレール」は、横浜市内の他の場所で家賃やサービス費などをあわせて1部屋あたり月額40万円程度の費用を要する物件が目立っています。

同じく高価格帯になると予想される隣のタワーマンション「ドレッセタワー」(東急株式会社)とあわせ、「東急グループが新駅直結という環境を生かし、引っ越しの選択肢を都内でしか考えなかったような高所得層を呼び込むまちづくりを目指しているのではないか」(綱島に長年住む住民)との声が聞かれました。

なお、東急新横浜線と新綱島駅の開業は「2022年下期(2022年10月~2023年3月)」と告知されており、最短のケースで1年、最長でも1年半後には開業する計画となっています。

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プラウドシティに「自立型」シニア住宅、10月入居開始で“地域連携”に期待も(2021年10月7日、同じ綱島街道沿いの箕輪町2丁目にもシニア住宅)リンク追記

【参考リンク】

シニア向け住宅「グランクレール綱島」の公式サイト(東急不動産)


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