かつての“日吉村”を体感できるツアーとなりそうです。港北ボランティアガイドの会は今月(2021年)10月20日(水)に「横浜と川崎のはざまを歩く」と題したウォーキングツアーを企画し、日吉駅から南加瀬(川崎市幸区)方面の史跡群を巡ります。
今回のツアーでは、9時30分に日吉駅を出発し、慶應日吉キャンパス内の「弥生式竪穴住居址」を経て、“日吉宮前地区”方面へ歩き、「熊野神社・浅間神社」(日吉5)を散策。
横浜と川崎を隔てる矢上川を渡って、川崎市幸区に入ると「寿福寺」(北加瀬1)や「天照皇大神(てんしょうこうたいじん)」(南加瀬1)を経て、今度は幸区の「浅間神社・熊野神社」(北加瀬1)へ。最後は「夢見ヶ崎動物公園」(南加瀬1)で解散となります。
2つの地区は現在、横浜市港北区と川崎市幸区に分かれていますが、1937(昭和12)年までは「日吉村」という同じ共同体でした。村だった頃から点在する寺社を歩きながら、かつての一体性を感じてみたいところです。
参加費は500円、来週10月5日(火)までに同ガイド公式サイトのフォームなどから事前申し込みが必要。定員は50人で応募者多数の場合は抽選となります。
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【参考リンク】
・10月20日(水)開催「横浜と川崎のはざまを歩く」の案内ページ(港北ボランティアガイドの会)