今月(2021年)9月22日(水)から日吉駅前に新型コロナウイルスワクチンの「集団接種」会場が設けられます。横浜市健康福祉局は、港北区内の新たな集団接種会場として、慶應義塾大学日吉キャンパスの「協生館」(日吉4)の2階に土・日曜日を含めて週に4日開設し、期間中の水・木曜日は19時30分まで接種を行う計画です。
港北区内の集団接種会場は、これまで「綱島地区センター」(綱島西1、6月30日~8月29日)と日産スタジアム内の「スポーツ医科学センター」(6月9日~6月27日)に設けられ、現在は「港北公会堂」(大豆戸町、5月19日~9月19日終了予定)を開設していますが、9月22日(水)以降は、慶應日吉キャンパス協生館の1カ所となります。
市健康福祉局によると、慶應大学と市が日吉キャンパスに誘致した「東京2020オリンピック・パラリンピック」の英国代表事前キャンプが終了したことから、接種会場を設けることができるようになったといい、会場は協生館の2階で2018年に閉店したフランスレストラン「クイーン・アリスガーデンテラス日吉」の跡地スペースを使う予定。
協生館での接種は、期間中の水曜日・木曜日は16時45分から19時30分、土曜日が13時45分から16時30分、日曜日は9時45分から16時30分までを予定し、平日は1日あたり最大で240人、日曜日は480人の接種を想定。現時点では、2カ月から3カ月間程度にわたって開設する計画とのことです。
予約は、来週9月13日(月)の9時から翌週1週間分の受付が始まり、毎週「月曜日」の9時に翌週分の受付開始となります。
このほか、港北区内では、新横浜駅近くの「新横浜国際ホテル南館(マナーハウス)」で神奈川県が「英国アストラゼネカ社製ワクチン」(40歳以上対象)の県民向け接種を9月8日(水)から始めるほか、同ホテルでは県内の妊婦と同居家族を対象とした「モデルナ社製ワクチン」の優先接種も行われています。
なお、9月からは市内医療機関での予約枠が増え、予約が取りやすくなるといい、市は各医療機関も利用するよう呼び掛けています。
【関連記事】
・<レポート>慶應日吉でワクチン接種、段差なく駅から直結、夜間の対応も(2021年9月24日)※接種初日の様子、リンク追記
・<新横浜が会場>アストラゼネカの接種拡大、「40歳以上」の県民は対象に(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年9月6日、9月7日から受付開始)
・<神奈川県>妊婦と同居家族の優先接種も「新横浜国際ホテル」で実施(新横浜新聞~しんよこ新聞、2021年8月31日、妊婦向け優先接種も始まっている)
・<レポート>ワクチン集団接種が綱島でスタート、「時間通り」に来訪を(2021年7月1日、綱島地区センターで行われた集団接種の様子※8月29日で終了)
【参考リンク】
・多様なライフスタイルに合わせて新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場を開設します(横浜市、2021年9月6日、慶應日吉キャンパス「協生館」など)
・集団接種(公会堂・スポーツセンター等)について(横浜市)
・厚労省「コロナワクチンナビ」(横浜市内の予約可能な医療機関一覧)