本を通じた交流拠点の「愛称」を、4つの案から決定することになりました。
来年(2022年)1月に日吉駅前にオープンする予定の図書取次サービス拠点「日吉図書取次所」について、横浜市中央図書館、港北図書館と港北区区政推進課・地域振興課は、4つの「愛称」候補を選定したと発表。
今週末(2021年)9月3日(金)から9月9日(木)までの7日間、4つの案から愛称を選ぶ「人気投票」を実施することになりました。
港北区では、これまで図書館が菊名駅東口から徒歩約5分の港北図書館(大豆戸町)のみであったことから、予約した横浜市立図書館の図書の受け取りや返却ができる施設としての新しい取次拠点の設置を発表。
慶應義塾大学日吉キャンパス(日吉4)内の「協生館」1階に、新しいテナントとしての図書取次拠点を整備する計画となっています。
今回の「愛称」の投票について、区政推進課企画調整係長の茅野圭衣子さんは、「日吉に作られる新しい図書取次拠点には、予約した本の受け取り・返却といった従来のサービスに加えて、新しい本との出会いや、多世代交流をテーマにした、展示・企画スペースを備える計画です。愛称を通じて、新拠点により親しみを抱いてもらえたらと企画しました」と、今回の投票を実施するに至った理由、そして4つの候補を決定した経緯を説明します。
「愛称」案は、「横浜市港北区役所」のツイッター上に掲載予定の「投票」機能で一票を募るほか、港北図書館、港北区役所で「ボードにシールを貼る」方式で実施する予定とのこと。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり、「なるべく人の移動や接触を避けることができるツイッターでの投票機能をぜひご利用ください」と、茅野さんは、多くの投票への参加を呼び掛けています。
「愛称」案(横浜市港北区サイトより引用)
(1)ブックスポット日吉
- 地域名称「日吉」を入れて、「本」の要素を前面に押し出した案
- ポイント、拠点を明確に表す愛称です
(2)日吉の本だな
- ⽇吉に存在する「図書と関係する施設」であることがわかります
- 柔らかい語感で、どんな施設なのか、という期待感を誘います
- 正式名称の「⽇吉図書取次所」と同じ語順で、短くすっきり呼べます
(3)ブックフィールドぴーよ
- 皆さんの「本の庭」として=ブックフィールド
- 日吉→ひよ→ぴよ→ぴーよ(子どもも言いやすい語感)
- 本施設は生まれたばかりのヒヨコ。皆さんと共に育っていきます!
(4)BookLink日吉(ブックリンクひよし)
- ⽇吉図書取次所から広がる、本・⼈・まちの”輪”をイメージした案
- 「Link」には次のような意味があります
- 輪、環、(⼈やものや出来事を)結び付けるもの、絆、つながり
- 日吉図書取次所が「Link」を生む場になるようにとの願いを込めた愛称です
【2021年9月10日追記】

横浜市港北区役所のサイトによると、(2)の「日吉の本だな」 が最多得票になったとのことです(写真は同区のツイッター投票結果画面)
【関連記事】
・人口増の「日吉駅前」に図書取次拠点、慶應・協生館内に2022年1月新設へ(2021年6月23日)
【参考リンク】
・日吉図書取次所~【予告】愛称募集キャンペーン(9月3日スタート)(横浜市港北区)