東横線でたまに見かける賑やかな「SDGsトレイン」、2022年まで運行延長 | 横浜日吉新聞

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東横線でたまに出会う派手な装飾を施した“ラッピング電車”の運行期間が1年延びました。東急電鉄は、昨年(2020年)9月から東横線などで1年間限定で運行している特別企画列車「SDGsトレイン2020」の運行期間を1年間延長し、「SDGsトレイン2021」として運行を継続すると発表しました。

東横線を走る「SDGsトレイン」はかなり賑やかな装飾(2020年10月、日吉駅)

「SDGsトレイン」は、国際社会共通の17目標として2015年9月に決められた「SDGs(エスディージーズ=持続可能な開発目標)」をPRする目的で開始。

17の目標にちなんだ17色で車体をカラフルにラッピングするとともに、車内はすべてSDGsに関係するポスターや広告で統一し、さらに運行にかかる電力も再生可能エネルギーを由来とした電力を使っているといいます。

東急電鉄では東横線と田園都市線、世田谷線にそれぞれ1編成ずつを設定し、東横線では「5050系」と呼ばれる赤いラインの入った電車が使われています。

車内はすべて「SDGs」に関するメッセージ広告やポスターで統一されている

1編成だけなのでたまにしか出会う機会はないのですが、主に急行や各駅停車に使われていることが多いため、今後も日吉駅や綱島駅で出会うチャンスは現れそうです。

なお、この「SDGsトレイン」は、関西の阪急電鉄とグループの阪神電鉄共同で取り組んでおり、両鉄道会社でもそれぞれ1編成が設定されています。

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【参考リンク】

東と西で、未来に向かって走る「SDGsトレイン」(東急グループ、SDGsトレインの案内サイト)

阪急×阪神×東急が協働~特別企画列車「SDGsトレイン」の運行を1年延長します(東急グループ、2021年8月26日)


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