今年は「夏休み」期間を活用し、じっくりと作品づくりに挑戦することができます。
横浜市港北消防署(大豆戸町)と港北火災予防協会、港北消防団(いずれも事務局=消防署内)は、今月(2021年)6月1日から9月10日(金)まで、港北区に在住、または在学の小学生以下の子どもを対象とした「第2回防火ポスターコンクール」の作品を募集しています。
新型コロナウイルス禍を受け初めて企画された昨年(2020年)の第1回開催の「ぬりえ」や「イラスト」の応募総数は120点。
「昨年は緊急事態宣言の発出により“ステイホーム”が呼び掛けられていたこともあり、4月から7月末までの応募期間でしたが、今年度(2021年度)は夏休み中に作品づくりに取り組めるよう応募締め切りを設定しました」と、4月から予防係長として同消防署に着任した千葉陽(あきら)さん。
未就学児は、イラスト部門とぬりえ部門のいずれかの応募が可能となっており、「消防士さんと消防車」についてのイラスト、または同消防署のホームページからダウンロードできる「指定のぬりえ」から選んだ一作品のエントリーが可能です(イラスト、ぬりえの両方の応募不可)。
小学生はイラスト部門の作品を募集しており、「火あそびによる火災を防ごう」、「たばこやキッチンでの火災を防ごう」、そして「その他家の中の火災を防ごう」のいずれかのテーマを題材とし本人が描いた一作品のみの応募が可能となっています。
港北消防団も新たに主催者として加わり、「今年度の応募者には、参加賞として“光る消防車型キーホルダー”をプレゼントする予定です」(千葉さん)とのことで、より多くの作品によりコンクールが“華やぐ”ことが期待できそうです。
今回の募集について、同火災予防協会の吉山昌秀会長(山和石油株式会社社長=日吉3)は、「今年は、消防団の参加による賞も新設、大掛かりなイベントも開催できない中、このポスターコンクールを一緒に盛り上げることができて大変嬉しく思っています」と、同消防団の主催者としての参加を喜びます。
また、吉山会長は、「昨年の入賞者からはお礼の手紙まで届くなど、ポスターコンクールが好評を博したことを実感しました。今年も、身近なところで、防火について考えてもらえるきっかけとなれば」と、地域に住まい通う子どもたちからの応募を今年度も楽しみにしていると語ります。
エントリーは個人のみならず、保育園や幼稚園、学校などの団体を通じての応募も可能とのことで、「告知ポスターは地域に今月中にも配布・掲示していく予定です。防火や防災について、今年も考えるきっかけとなるよう、たくさんの子どもたちに応募してもらえたら」(千葉さん)と、同コンクールへの多くの作品エントリーを呼び掛けています。
【関連記事】
・<港北消防>初のポスターコンクールで表彰、最優秀作品は区内掲示で防火呼びかけ(2020年9月18日)※昨年の記事
【参考リンク】
・イベント/お家で描こう!防火ポスターコンクール※【募集期間】令和3年6月1日~9月10日(横浜市港北消防署のサイト)※募集要項、ぬりえのダウンロードなど