アピタテラス綱島が「屋上駐車場」をイベント活用へ、市に変更を届出 | 横浜日吉新聞

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アピタ日吉店時代におなじみだった“屋上イベント”が再び楽しめるかもしれません。「アピタテラス横浜綱島」(綱島東4)は、屋上の駐車場スペースをイベントなどの際に活用できるよう、横浜市への届出内容を変更する手続きを始めています。

アピタテラス横浜綱島ではオープン以来、3階・4階・屋上に計867台分の駐車スペースを確保しているが、自転車や徒歩での来客が目立つという

同店は2018(平成30)年3月のオープン以来、3階・4階・屋上の3カ所に計867台分の駐車スペースを確保し、大店法(大規模小売店舗立地法)に基づいて市には駐車場として届出を行っていますが、徒歩や自転車での来店比率も高く、屋上を使っていない日が多いといいます。

そのため、屋上に確保している288台分の駐車場については、32台分まで縮小する旨の届出を今年(2021年)3月29日に行い、このほど届出内容を公表したもの。屋上の駐車スペースを縮小した後も3階と4階を中心に計611台分が残るとのことから、車による来店客の駐車需要は満たせる見通しです。

アピタテラスは店内に加え、店頭でも子ども向けイベントを開いてきた(2020年8月)

アピタテラス横浜綱島によると、これまで店頭の芝生スペースなどを使って不定期で開いてきた子ども向けのイベントや、自動車販売店による展示会が好評を集めているといいます。

人の密集対策からも屋上活用の本格検討を始めたもので、「周囲の騒音にならないよう十分に配慮しながら、子ども向けイベント開催は今後も力を入れていきたい」(同店)と話します。

屋上には288台分の駐車スペースが確保できるだけの広さがあるだけに、イベントに活用できれば企画内容の幅が広がりそう

現在の届出内容が認められれば、今年11月末にも変更手続きが終了する予定で、実際に屋上の活用が実現するのはそれ以降ということになりそうです。

なお、港北区内では、宮内新横浜線沿いの新吉田東にある「イオン横浜新吉田店」で、2018年から屋上駐車場を「サッカースクール」に転用したケースがあります。

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【参考リンク】

横浜市「大規模小売店舗の変更の届出~アピタテラス横浜綱島」PDF、2021年4月23日、横浜市公告第253号)

アピタテラス横浜綱島の公式サイト


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