日吉に待望の「病児保育室」、さとう小児科クリニックが5月中旬に新設 | 横浜日吉新聞

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日吉に待望の「病児保育室」が来月(2021年)5月中旬にオープンします。横浜市の事業として港北区内3カ所目の「病児保育室みらい」は、区の北部で初の施設となり、子育て世帯が年々増加する日吉・綱島エリアで心強い存在となりそうです。

横浜市の「横浜市子ども・子育て支援事業計画(第2期:令和2年度~6年度)」では、2024(令和6)年度(2025年3月末)までに市内で病児保育の実施場所(2018年度時点22カ所)を29カ所にまで増やす計画(こども青少年局の計画紹介ページより)

病児保育室は、生後6カ月から小学6年生(一部施設は3年生まで)までを対象とし、発熱や風邪といった病気で保育園や小学校へ登園できなくなった際、保護者が仕事などで子どもの面倒を見られない場合に看護師らが昼間に預かってくれる施設。横浜市が市内に24カ所を設けています。

市が医療機関へ委託する形で設置されており、港北区内では、大倉山駅が最寄りとなる「シブヤチャイルドクリニック」(大倉山3=エルム通りの先)と「おおそねクリニック」(師岡町=綱島街道沿い)がそれぞれ同じ建物内に病児保育室を併設して運営を行っています。

現在も未設置の区があるなか、港北区には2つが設けられているものの、18区で最多の人口を抱えるうえ、日吉・綱島エリアでは長年にわたって認可保育所の不足が続いているように、働きながら子育てする若い世帯の流入が止まらない状態です。

こうした状況に対し、市こども青少年局は港北区で3カ所目となる病児保育室の開設に向け、医療機関の募集を実施。日吉6丁目にある「さとう小児科クリニック」が応募の意向を示したため、日吉エリアにも新設できることになったといいます。

日吉6丁目の「さとう小児科クリニック」(写真左側の建物)は、旧華屋与兵衛跡やレストランココスなどに近い場所にある

さとう小児科クリニックの佐藤雅彦院長は、日吉で14年にわたって診察を続けるなかで、「(預け先に)困っているご両親の声をよく聴いており、以前から病児保育室を開設できないかと考えていた」と話します。

同院が新設する「病児保育室みらい」は、同院からほど近い日吉5丁目にあった佐藤内科医院跡を使い、このほど完成した2階建ての「日吉5丁目メディカルプレイス」内に設置。定員は4人とし、5月中旬にオープンする予定で、近く公式サイトを公開するとのことです。

このほど建物が完成した「日吉5丁目メディカルプレイス」。4月5日に「わたなべ皮膚科」が開院し、今後、「病児保育室みらい」や「ウイン調剤薬局」などがオープンを予定する。後方のネットはゴルフ練習場パームスプリングス(4月20日)

日吉5丁目メディカルプレイスは、「日吉5丁目」や「一本橋」、「宮前中町」のバス停から徒歩3分以内の範囲にあり、セブンイレブン横浜日吉5丁目店や認可保育所の日吉こども園の至近に位置しています。

“日吉宮前”と呼ばれる綱島街道の東側エリアからの利便性が高く、日吉駅や綱島駅からのバス本数も確保されているため、日吉・綱島の広い範囲から利用することができそうです。

【関連記事】

やはり日吉・綱島には無い「病児保育」、保育ニーズの高い地域にこそ必要(2018年8月30日、利用方法についても)

【参考リンク】

さとう小児科クリニック(日吉6丁目、「日吉5丁目」バス停前)

横浜市「病児保育事業」(こども青少年局)


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