「モノのインターネット」は商店街とどうつながる?市が日吉の活性化で提案 | 横浜日吉新聞

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日吉の商店街で、「モノのインターネット」技術が役立つ日がやってくるのでしょうか。

横浜市が推し進める「モノのインターネット」IoTビジネスを目指すプレーヤーの「連携」を実践する場「I・TOP横浜」のサイト(写真・リンク)。

横浜市が推し進める「モノのインターネット」IoTビジネスを目指すプレーヤーの「連携」を実践する場「I・TOP横浜」のサイト(写真・リンク)。

横浜市経済局(中区)は、インターネットにつながるモノ(IoTデバイス=「IoT」は、Internet of Thingsの略)の技術を活用したビジネスモデルの発信地を目指す取り組みを推進するための活動の一環として、新たな開発事業者地域の商店街を結ぶ取り組みを行っています。

先月(2021年)2月18日午後には、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を活用しての、日吉駅前商店街へのプレゼンテーションを初めて実施。

東京都内企業6社の担当者が登壇してのモノやサービスの解説を行いました。

横浜市経済局の石津担当課長(上)、日吉中央通り会の西脇事務局長(2月18日に実施のZoom会議で)

横浜市経済局の石津担当課長(上)、日吉中央通り会の西脇事務局長(2月18日に実施のZoom会議で)

今回プレゼンを行ったのは、混雑状況の発信や「3密」抑制の「混雑ランプ」を取り扱う株式会社ロコガイド(東京都港区)、 カンタンAI電話対応代行・録音システム「マヤイ」コグラフ株式会社(同品川区)、半径5キロのEC・デリバリープラットフォーム「ポスケット」を運用する株式会社レスティル(同千代田区)、マップ型の空き・混雑情報配信サービスや、ネット上で店頭に発生する密や行列を解消するデジタル整理券サービスを開発した株式会社バカン(同)、マスク未着用の人に対して注意を促す「マスク着用判定+声掛けAI」を開発した株式会社ライトブルーテクノロジー(Lightblue Technology)(同)、レシート情報などを収集し消費を喚起するアプリ「one」を開発したWED株式会社(同渋谷区)の計6社。

日吉中央通り会の内田副会長、日吉サンロード商店会の杉谷副会長と阿部さん、浜銀通り会役員で普通部通り会にも店舗を構える池田さん(左上より)

日吉中央通り会の内田副会長、日吉サンロード商店会の杉谷副会長と阿部さん、浜銀通り会役員で普通部通り会にも店舗を構える池田さん(左上より)

日吉の商店街側からは、日吉中央通り会内田敏夫副会長(美容室ACTグループ代表、日吉本町1)、西脇秀人事務局長(株式会社エヌエステート社長、同)、日吉サンロード商店会杉谷拓紀副会長(エス・ケーホーム株式会社社長、日吉2)、阿部和彦さん(メイドインハンズ代表、同)、浜銀通り会役員で普通部通り会にも店舗を構える池田紳一郎さん(株式会社音創社長、同)がZoomを通じて参加。

店の新たな販路開拓や既存客のなじみ化に威力を発揮するという、半径5キロのEC・デリバリープラットフォーム「ポスケット」のサイト

店の新たな販路開拓や既存客のなじみ化に威力を発揮するという、半径5キロのEC・デリバリープラットフォーム「ポスケット」のサイト

昨年(2020年)11月に開催された同経済局のイベント「コロナ禍・コロナ後を踏まえたIoT製品・サービスによる商店街の活性化」に西脇事務局長が登壇したことが縁で今回のプレゼンテーションが実現したといい、今回のプレゼンに至ったことについても「西脇さんのこれまでの取り組み、また新しいチャレンジを通じた出会いが大きかったように思います」と、市経済局産業連携推進課の石津雄一郎担当課長は、これまでの日吉駅周辺での商店街の取り組みをさらに発展させる可能性を感じ、今回の提案に至ったと説明します。

そういった中での、都内企業を中心としたIoT企業のプレゼンテーションは、約2時間近くにもわたり開催。

レシートをはじめ、様々な画像やアンケートのデータをユーザーから買い取るという「ONE」のサイト

レシートをはじめ、様々な画像やアンケートのデータをユーザーから買い取るという「ONE」のサイト

阿部さん、池田さんが飲食店の経営者であることから、「飲食店経営者は、日常的、現実的に店を離れるのが難しいこともあり、Zoomでの会議は有効であったと改めて認識しました。具体的なチャレンジについても2、3社はトライしてみたいという声があがったこともあるので、ぜひ機会があれば挑戦してみたいですね」と、今回、市とのパイプ役となった西脇事務局長も、長時間にわたるプレゼンテーションを通じた市や提案企業との新たなつながりの可能性に手応えを感じているかのようでした。

「新型コロナ禍」でよりIT活用が求められる中、商店街などリアルな街角のビジネスがより活性化するためのツールとしての「モノのインターネット」の活用が、目にみえるかたちで日吉駅前にやってくる日は、そう遠くはないのかもしれません。

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日吉・緑のまちづくり計画「あつまれ日吉の森」メンバーが正式発足で初会合(2021年2月19日)※日吉中央通り、普通部通り、サンロード、メイルロードなど、駅前商店街が中核を担っている

<箕輪町商工会>コロナ禍にも負けない「Zoom」に挑戦、地域イベントも視野に(2020年9月29日)※商工会におけるZoom活用事例

日吉駅前で初のテイクアウト支援企画、スルガ銀行横で「金・土」4日間(2020年5月22日)※コロナ禍での「新チャレンジ」イベントとなった

【参考リンク】

日吉中央通り商店街(日吉中央通り会)公式サイト

【公式】日吉商店街@HIYOSHI Marketツイッター

つなぎ塾トーク<第7回:港北区の魅力発信に携わるみなさん>(港北つなぎ塾サイト)※西脇さんが登壇

I・TOP横浜ラボ「コロナ禍における商店街の活性化支援」に関するプロジェクト創出(横浜市経済局)

平成27年版「情報通信白書」~ICT化の進展がもたらす経済構造の変化~ユビキタスからIoTへ(総務省)※Iotについて詳しく解説している


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