緊急事態宣言を3/7(日)まで延長、医療体制は「予断を許さない状況」 | 横浜日吉新聞

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「緊急事態宣言」が来月(2021年)3月7日(日)まで延長されることが決まりました。

政府が先月1月8日から2月7日(日)までの期間に首都圏などで発出している緊急事態宣言を延長したことを受け、神奈川県は「医療提供体制の厳しい状況は継続しており、依然として予断を許さない状況」として、日中も人との接触機会を減らすようメッセージを出しています。

緊急事態宣言の延長についてメッセージを出す黒岩知事(県の動画より)

国の宣言延長を受け、県はきのう2月2日(火)夜に対策本部会議を開いて実施方針を決定。外出自粛などこれまでと同様の内容に加え、「感染防止の急所といわれる飲食の場」(黒岩祐治知事メッセージ)の対策として、外食時には「黙食」「個食」「マスク会食」の徹底を呼びかける取り組みを始めています。

その一方、日中の人出が減っていないことから、「昼間のランチもデリバリーやテイクアウトを活用するなど、人との接触機会を減らす取組の徹底をお願いします」(黒岩知事メッセージ)とし、飲食店に対しても「デリバリーやテイクアウトによる営業強化をお願いします」(同)と呼びかけています。

綱島や武蔵小杉も含め県内29カ所3992店の巡回調査では97%が時短営業に応じていたという(2021年2月2日、県対策本部の資料より)

なお、飲食店などに対して行っている20時までの時短要請について、先月1月15日から2月1日までの間に新横浜駅綱島駅、武蔵小杉駅、横浜駅西口、桜木町駅(野毛)など県内29カ所の3992店を県職員が巡回したところ、時短要請に応じていたのは3882店で97%にのぼったとのことです。

【関連記事】

2月7日(日)まで首都圏で「緊急事態宣言」、神奈川県民に外出自粛を要請(2021年1月8日)

【参考リンク】

神奈川県知事メッセージ(令和3年2月2日)(要請の内容など)

県民や事業者の皆様に対する要請等の内容について(神奈川県)

感染が心配な方へのご案内(神奈川県)


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